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【K-1】”Krush最後の王座戦”に挑む西京佑馬、倒して新時代の幕開けに

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2019/03/19(火)UP

秒殺KO勝利を生んだパンチに磨きをかける

 3月30日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.99』で、Krushスーパー・フェザー級タイトルに挑戦する西京佑馬(18=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が公開練習を行った。

 西京は第3代Krushフェザー級王者・西京春馬の弟であり、その実力も兄に負けず劣らず。K-1甲子園2016の-60kgトーナメントで優勝、2017年4月にプロデビューして戦績は5勝(4KO)1敗。
 昨年12月大会では、WPMF日本スーパー・フェザー級王者アリ・ザリンファーを左フック一発で38秒KO勝利という金星を挙げた。

 公開練習で西京は得意のパンチに加え、鋭いテンカオと左右ミドルも交えたミット打ちを披露した。

インパクトのある蹴りも得意な西京

 3月上旬に高校を卒業したばかりの西京だが「正直タイトルマッチが決まるのはまだ先だと思ってたんですけど、勝てば高校生チャンピオンになれるってことで嬉しかったです」と、ギリギリ”高校生王者”の肩書きに間に合うと話す。

 王者の島野浩太朗(26=菅原道場)は21勝(12KO)12敗のハードパンチャーで、2018年6月に第6代王者・郷州征宜を判定で破り、第7代王座に就いた。昨年12月に大岩龍矢を破って初防衛に成功し、短いスパンで今回の2度目の防衛戦に臨む。

 島野について西京は「前回の試合を生で見させてもらったんですけど、タフでパンチ力があるって感じですね。チャンピオンになってからは勝ちに来てる感が凄い伝わってきました。自分とやる時もきつい戦いになるんじゃないかと思います」と厳しい戦いになると分析しつつも、「試合が終わるまで、しっかり自分のスタイルをやり続ければ勝てると思います」と自らのスタイルを貫き通せば勝てると自信を見せる。

 4月大会からKrushの大会名称がK-1 KRUSH FIGHTに変更となるため、今大会は“Krush最後のタイトルマッチ”というキャッチフレーズがつけられている。

 そのタイトルマッチで長年Krushのリングを沸かせてきた島野と雌雄を決することについては「けっこう前からKrushで島野選手の試合を見てたんですけど、やるタイミングがタイトルマッチとは思ってなかったですね。でもしっかり勝ちたいです。Krush最後の大会なんで、Krushらしくパンチでも蹴りでもしっかり倒したいと思います。しっかり倒して新時代の幕開けにしたいですね」とKO勝利でKrushの最後を締め、新しい時代の幕開けにすると宣言した。

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●編集部オススメ

・西京佑馬がWPMF日本王者を秒殺(ページ中部)

・島野浩太朗、18歳・西京佑馬を相手にV2戦「攻めて壊して勝って防衛」

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