【ONE】ジンナン陣営、アンジェラ・リーの2階級制覇阻止に自信
3月31日(日)東京・両国国技館で日本初上陸を果たす、シンガポールを拠点としてアジア最大規模の活動を展開しているMMAプロモーション『ONE Championship』。
その初の日本大会『ONE:A NEW ERA IN TOKYO』で、ONE世界女子ミニマム級王者ション・ジンナン(中国)は元ONE世界女子アトム級王者アンジェラ・リー(シンガポール)の挑戦を受ける。
リーはわずか6戦目でONE世界王者となり、戦績は9勝無敗。今回の試合も大方の予想では2階級制覇を達成すると見られているが、ジンナンのコーチは「ジンナンのKO勝ちは十分あり得る。リーとしては、打撃でまっすぐ来られたら嫌なはずだ」と話す。
「もちろん、リーは強敵ですから、我慢の展開になるかもしれません。しかし、隙を突いて攻めればチャンスはあります。彼女の試合運びには、そういった弱点が垣間見える。ジンナンは一撃で仕留められるほどのパンチはありませんが、当て続ければ確実にダメージを与えることが出来ますからね」と、リーには弱点があるという。
ジンナンは元々、18歳の時に山東省の女子ボクシングチームに参加し、中国を代表するボクサーとなった。その後、ブラジリアン柔術も始めて中国オープン選手権で優勝している。MMA(総合格闘技)の戦績は16勝1敗。
コーチは続ける。「そういったダメージの蓄積も大事ですし、もちろん全ての局面で技術は大切です。だけど、ここで重要なのは、ジンナンが生まれながらの戦士であるということです。果敢なファイティングスピリットで、打撃を貰うことすら恐れずに飛び込んでいくところが、彼女の最大の強みなのです」と、ジンナンの気持ちの強さが上回ると予想。
また、リーにとっては階級を上げての試合となる。この階級における体重差は大きいとジンナン陣営は踏んでいる。
「毎日ジムでトレーニングをしていますが、ジンナンは明らかに状態が良いと思います。また、リーはリハビリ期間などもあって、ハンテがあると思います。V.V Meiとの試合でも、3Rは落としているように見えますし、Meiの右を抑えきれず苦戦していましたね。体重を増やして階級を上げるというのは、難しいものです。彼女の快進撃をここで止められると信じています」と、ジンナンが勝利してリーに初黒星を付けると確信している。
アンジェラ・リーが勝利し、女子初の2階級制覇達成となるのか。それとも、ジンナンが意地を見せるのか。
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