【K-1】クルーザー級王座決定トーナメント準決勝、K-JeeとRUIが決勝での九州男児対決誓う
5月18日(土)東京・後楽園ホールで開催される『K-1 KRUSH FIGHT.101』の記者会見が、3月26日(火)都内にて行われた。
今大会では「初代K-1 KRUSH FIGHTクルーザー級(90kg)王座決定トーナメント」の準決勝が行われる。1月大会と2月大会の1回戦を勝ち上がった4選手、WMC日本ヘビー級王者・植村真弥(30=ウィラサクレック・フェアテックス幕張)vs RUI(27=K-1ジム蒲田チームキングス)、K-Jee(28=K-1ジム福岡チームbeginning)vs杉本仁(28=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が対戦。
1回戦でOD・KENを右フックでKOする番狂わせを起こした植村は「試合まで一生懸命に練習して勝てるように頑張りたい。1回戦は僕が運よくKO出来たかなって試合であって、どっちが倒れてもおかしくない試合だったと思います。その後はひたすら体力、スタミナを付けるトレーニングをしました。RUI選手は大きくて、いまだにどう戦えばいいか作戦はないので出たとこ勝負で勝てればと思っています」とあいさつ。
対するRUIも1回戦でBigbangヘビー級王者・愛鷹亮を飛びヒザ蹴りでKOし、周囲をあっと言わせた。「2月の試合は勝って本当に良かったと思うと同時に、準決勝が植村選手になってさらに気を引き締めないと、と思う。1回戦を見ていても行くとこは行く、守る時は守るメリハリが利く選手だと思うのでどう攻略するか練習していく。運良くって言葉がありましたが、それに裏付けする練習を彼はしていると思う。それがリングで出せる選手だと感じるので、愛鷹選手もそうですが油断はせず、自分のいいところを伸ばして今回もヒザ蹴りで仕留められたら」と、植村に対して全く油断はしていない。
続けて、「僕と身長差がありますよね。一発の重みがあるし。ファンやアンチが増えて来て和製セーム・シュルトvs和製マイティ・モーだとのコメントをもらうので、その通りに戦えば自ずと結果は出る(シュルトvsモーはシュルトが判定勝ち)。でもそのままでは面白くないので、決勝へ向けて試したいことを試して、その上で勝つ」と、決勝戦を見据えて試運転したいことがあるという。
1回戦で俊雄を左フックでKOした杉本は、「前回KOで勝てたので、今回は強豪ですがそこをKOで勝って次に進みたい。前回は練習したことが少しは出せたので、今回の試合も練習でやってきたことを出せればな、と思います。K-Jee選手は攻撃力があってスピードがあって、一発一発が派手。5月の試合を盛り上げて次に進みます」と、今回もKOで勝ち上がりたいとした。
対するK-Jeeは、1回戦で42戦目の大ベテランである工藤勇樹を飛びヒザ蹴りでKOした。「この階級は他の階級との違いを見せないといけないので、大会で一番のインパクトを残すKOをこの2試合で出来たらと思っています。1回戦はレベルの差があったので勝って当たり前。改善点は相手の正面にいすぎた時間が長かっただけ。杉本選手の印象は上手に戦う、丁寧に戦うので、何がしたいか分かりやすい。その裏を突いて戦う。ポテンシャルは自分の方が上なのでこれも勝って当たり前と思って戦います」と、勝って当たり前だと豪語する。
決勝で戦いたい相手を聞かれると、植村と杉本は「どっちでもいい」としたが、RUIは「同じ九州出身のK-Jee選手。僕とK-Jee選手がやれば地方ももっと盛り上がる。決勝は僕と彼なら福岡でやったら面白いんじゃないかな」と、Krush福岡大会を実現させてそこでK-Jeeと“九州男児対決”をやりたいとぶち上げた。
これを受けてK-Jeeは「植村選手とは1回やって倒しているので。RUIは10年来の付き合いですが、愛鷹選手に勝ったくらいで態度がえらい大きくなっているので、リングの上で教えてやろうと思っています」と同じく九州対決をして制裁を加えてやるとコメント。しかし、RUIからはすかさず「いつも通りだろ」とのツッコミが入った。
またK-Jeeは「クルーザー級の俺たちが伝えないといけないこと、個人的にも伝えることは軽量級とは確実に違うところがあるので、そこを伝えていきたいと思っています」と、重量級ならではの試合を見せることが自分たちの使命だと締めくくった。
<決定対戦カード>
▼初代K-1 KRUSH FIGHTクルーザー級王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)
vs
杉本 仁(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
▼初代K-1 KRUSH FIGHTクルーザー級王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
RUI(K-1ジム蒲田チームキングス)
vs
植村真弥(WSRフェアテックス幕張)
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