【K-1】高梨knuckle美穂、3戦目で王座決定戦に抜擢
5月18日(土)東京・後楽園ホールで開催される『K-1 KRUSH FIGHT.101』の記者会見が、3月26日(火)都内にて行われた。第2代K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級王座決定戦として、C-ZUKA(29=T-GYM)vs高梨knuckle美穂(25=Y’ZD GYM)が決定。
C-ZUKAはこの階級では165cmと長身で、長い手足から繰り出すパンチ、蹴りが武器。6勝(1KO)5敗1分の戦績で、K-1 JAPAN GROUPの試合では2勝1敗。NJKFミネルヴァ・アトム級初代王座を保持していたこともある。
高梨は2018年9月の『KHAOS』でプロデビューし、福原優を得意のパンチで3R1分37秒、KOに仕留めて注目を浴びた存在。12月には現役女子高生ファイター・MOEからダウンを奪って勝利している。プロわずか3戦目にしてタイトル獲得のチャンスを得た。
しかし高梨は「タイトルマッチが決まって嬉しかったですが、そんなには驚きませんでした。早いとかはあまりないですね。私がこの階級で一番強いって思うので」と言い放つ。すでにプロでタイトル歴のあるC-ZUKAが「私は驚きました。他にも素晴らしい選手がたくさんいる中で選んでいただけたことを嬉しく思っているので、このチャンスをものにしたい」とコメントしたのとは対照的だ。
高梨は「昨年12月の試合から開いてしまったので緊張していますが、練習もコンスタントにやってきているので、パワーもさらに付いてきて身体も変わって来て絶対にKO出来る自信もすでにあります。失神KOして私がベルトを巻きます」と、失神KOに葬ると言い放つ。C-ZUKAの印象を聞かれても「リーチが長くてスタミナはある。でも倒れやすいイメージがあるので、私のパンチが当たったらすぐ倒れるんじゃないか」とKOしか考えていないようだ。
C-ZUKAも負けじと「パワーがあるし凄く強いと思っています。でも強いヤツが勝つのではなく勝ったヤツが強いってところを見せたいと思いますのでお楽しみに。KOするパワーは持っていると思うので、そこは警戒しています。でも2試合同じ大会に出て見ていて穴がないわけじゃないと思っています」と、攻略に自信を見せる。
高梨は「練習は練習を週5~6日やっていて、ランニングや筋トレは男子に負けないように意識してやっているので、パワーはそういうところで付いているのではないかと思います。でもパンチは始めた頃からアマチュアの試合で倒していました。今の方が体はごつくなりましたけれど」と言い、「5月のKRUSHの中で一番面白い試合をするので、メインにふさわしいように仕上げていきます」と意気込む。
また、アトム級は同じ日に行われる「初代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」のちょうど半分の体重(クルーザー級は-90kg)となるが、「クルーザーよりスピードが速いし、クルーザーに負けないくらいのパワーで倒してKOしていくので、そこを見てください」(高梨)、「軽量級でも面白い試合が出来るところを見せたい」(C-ZUKA)と対抗意識を燃やした。
<決定対戦カード>
▼第2代K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級王座決定戦 3分3R延長1R
C-ZUKA(T-GYM)
vs
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM)
▼K-1 KRUSH FIGHT女子アトム級 2分3R
MOE(若獅子会館)
vs
豊嶋里美(TEAM OJ)
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