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【KHAOS】KO勝ちの優谷と高梨knuckle美穂がMVP

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2018/09/01(土)UP

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KHAOS実行委員会
「KHAOS.6」
2018年9月1日(土)東京・新宿FACE

KO勝ちした優谷(右)

▼第5試合 KHAOS ROYAL KHAOSスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
〇優谷(19=WSRフェアテックス西川口)
KO 2R 2分23秒 ※左ストレート
●聖(さとる/29=フォルティス渋谷)

 K-1とKrushに続く第三のブランドとして創設された「KHAOS」(カオス)は毎回大会テーマが設けられる。今回のKHAOSは「KHAOS ROYAL」(カオス・ロイヤル)と呼ばれる方式で、試合前日の計量後の抽選で対戦カードが決定した。

 優谷は5勝全てがKOで、負けた試合は今年2月に西京佑馬に喫した1敗のみ。対する聖は6勝のうち4勝がKOで『J-NETWORK』のフェザー級5位。聖は記者会見で何を聞かれても「左ハイキックに注目して欲しい」と左ハイでのKOを予告している。

 1R、サウスポーの優谷はボディブローを混ぜながら得意の左ストレートを狙う。残り30秒を切ると聖がパンチの手数を増やして連打で前進。しかし、優谷の左ストレート、右フックをもらった。

 2Rも左ストレートと右フックで攻め込む優谷に、聖が打ち合いに応じる。激しい打ち合いとなり、優谷の伸びのある左ストレート、左フックが連続してクリーンヒット。ついにダウンを奪う。さらに左ストレートと右フックを連続でヒットさせ、最後は左ストレートで聖を仕留めた。

 優谷は男子のMVP(賞金10万円)に選ばれ「昨日計量の時にめっちゃフラフラでダメだったんですが、無事勝てて良かったです。まだまだ技術が足りないのですが、今日は少し気持ちを見せられたと思います。もっと強くなってまた試合をします」と、さらなる飛躍を誓った。


とてもデビュー戦とは思えない強打を武器に、最後にKO勝ちした高梨

▼第1試合 KHAOS ROYAL KHAOS女子アトム級 2分3R延長1R
●福原 優(33=K-1 GYM EBISU FREE HAWK)
KO 3R 1分30秒 ※左フック
〇高梨knuckle美穂(25=Y’ZD GYM)※デビュー戦

 福原は高校生時代に陸上で日本選手権とインターハイに出場経験があるアスリートで、現在は美容室のオーナーも務める。戦績は1勝1敗1分。対する高梨はK-1アマチュア大会でMVPを獲得し、今回がプロデビュー戦。

 1R、高梨は前に出て連打を放っていくが、福原は左フックを返す。高梨の右フックがクリーンヒットし、一気にボディへ連打。福原も左フックを返すが、コーナーで連打を浴びる。

 2Rも高梨の前進に後退する福原。前に来る高梨を右ストレート、右ローで迎え撃つ福原だが、高梨の前蹴りからの連打をもらってしまう。右のパンチと顔面とボディにしっかりと打ち分ける高梨。

 3Rも高梨が右ロー、右ミドルから左右フックにつなげて前へ出る。そこへ福原の顔面前蹴りが2発ヒット。しかし、高梨は退くことなく右ストレートを叩き込み、コーナーへ追い詰めたところでワンツー。モロにもらった福原は気を失い、倒れかかったところに高梨がダメ押しの左右フック。即座に高梨のKO勝ちが宣せられた。高梨が戦前の予告通り、KO勝ちでデビュー戦を飾った。

 高梨は女子のMVP(賞金10万円)を獲得。「会見でKOするって言っていたので、手こずったんですが、有言実行できてよかったです。次はKrushの舞台でやりたいのでお願いします。いずれアトム級のベルトを最短で獲りたいので応援よろしくお願いします」と、早くもベルト獲りを宣言した。

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