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【DEEP】元UFCファイター水垣偉弥が初参戦、3年半ぶり国内試合

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2019/03/26(火)UP

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世界を舞台に活躍した水垣(左)がDEEPに初参戦、昇侍(右)と対戦する

 5月12日(日)東京・浜松町のニューピアホールにて開催される『DEEP 89 IMPACT』の追加対戦カードが発表された。

 佐伯繁DEEP代表が予告していた「初参戦の大物選手」は水垣偉弥(みずがき・たけや/35=Sonic Squad)だった。水垣は剣道出身で、高校生の時からMMA(総合格闘技)を習い始め2005年2月に修斗でプロデビュー。

 2008年12月には『CAGE FORCE』(現在は消滅)でバンタム級王座に就き、その後はアメリカの『WEC』(2010年にUFCが買収)に参戦。2011年3月からは『UFC』参戦を果たし、8勝6敗の戦績を残す。特に2012年11月から2014年5月までは5連勝を飾る活躍を見せた。

UFCで5連勝を飾ったこともある水垣(左)

 2016年12月にUFCとの契約を終え、その後も海外の大会に参戦。今回は国内のイベントに出場するのは約10年ぶり、日本での試合は3年半前のUFC日本大会以来となる。

 その大物と対戦するのは昇侍(35=トイカツ道場)に決定。昇侍は2006年7月にプロデビューし、パンクラスで活躍。2006年10月には飛びヒザ蹴りで開始からわずか「3秒」での史上最短KO記録を樹立した。2008年1月には当時、日本人選手を相手に猛威を振るっていたアルトゥール・ウマハノフをKOし、パンクラス・ライト級王者に。

 2008年からはDEEPに主戦場を移し、打撃を中心としたファイトスタイルで激闘を展開して人気を博した。2013年6月にチェ・ドゥホに敗れてリングから離れたが、2017年8月に『GRACHAN』で現役復帰。3月のDEEPに約6年ぶりの参戦を果たしたが、石司晃一にTKO負けを喫した。

石司に敗れたものの最後まで倒しに行く姿勢を見せた昇侍(左)

 水垣は「いろいろあって1年試合から遠ざかってしまいました。出来る状態になってすぐに試合を組んで頂いてDEEPには本当に感謝しています。もう一度北米MMA、UFCに挑戦するための仕切りなおしとして日本でそしてDEEPから再出発したいと思います。対戦相手の昇侍選手はチャンピオン経験もあり実績のある選手です。同じ時代を生き抜いてきたベテラン同士の潰しあいになりますが、しっかり勝って生き残りたいと思います」とコメント。

 昇侍は「水垣選手は世界に誇る日本人の格闘家、侍です。UFCでの快進撃は、日本人に大きな勇気と力を与えてくれました。心底、敬意の念を持っています。彼と戦える事がどれだけ光栄な事かは、言うまでもありません。しかし、私も侍です。これまでずっと日本のリングで凌ぎを削り、日本で戦ってきた誇りと意地があります。試合はたとえ命を削ってでも、決死の覚悟で水垣偉弥を倒しにいきます。きっと素晴らしい戦いを見せられると思います」と意気込みを語っている。

 また、元APKF(アジア太平洋キックボクシング連盟)ミドル級王者・涌井忍(和術慧舟會HEARTS) と2年連続RIZINアマチュア大会で優勝した嶋田伊吹(Fight Holic)のウェルター級戦、3月16日に開催された新人王トーナメント「DEEPフューチャーキングトーナメント2018」のライト級で優勝した成嶋りょう(夕月堂)がプロデビュー戦で松丸息吹(パラエストラ千葉)と戦うバンタム級戦も決まった。

<決定対戦カード>

▼DEEPバンタム級 5分3R
水垣偉弥(Sonic Squad/元CAGE FORCEバンタム級王者)
vs
昇侍(トイカツ道場/元パンクラス・ライト級王者)

▼DEEPウェルター級 5分2R
涌井 忍(和術慧舟會HEARTS/元APKFミドル級王者)
vs
嶋田伊吹(Fight Holic/2016・2017RIZIN FFアマチュアMMAウェルター級優勝)

▼DEEPバンタム級 5分2R
成嶋りょう(夕月堂/DEEPフューチャーキングトーナメント2018ライト級優勝)
vs
松丸息吹(パラエストラ千葉)

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