【KNOCK OUT】東北の雄・岩城悠介、リスペクトする町田光の「全てを奪ってやろう」
4月29日(月・祝)東京・ベルサール高田馬場で開催される『KNOCK OUT 2019 SPRING「THE FUTURE IS IN THE RING」』。
東北の雄・岩城悠介(24=PCK連闘会)は、WPMF世界スーパーフェザー級王者・町田光(31=INNOVATION・橋本道場)と61.5kg契約で対戦する。
岩城は東北のキックボクシングイベント『聖域』の統一スーパーフェザー級王者。昨年9月にタイのテレビマッチでKO勝ちを収めると、わずか1週間後に急遽KNOCK OUT初参戦にして現役最強ムエタイ戦士の一人と名高いヨードレックペットと対戦。ダウンを奪われ大差の判定負けを喫するも、フルラウンドを戦い抜き名を上げた。
今回も”格上”との対戦となる。岩城は町田について「僕は選手に対して憧れはないのですが、町田選手に関しては尊敬を抱いてます。僕がMA日本キックにいた時代からトップ戦線にいた選手でしたし、当時は僕の先輩たちが町田選手とやりたいと言っている話を聞いていて遠い存在のイメージだったので、まさか僕がやれるとは思いませんでした」とリスペクトを隠そうとしない。
さらに「町田選手が持っている引き出しは僕よりも全然多いと思いますし、気持ちの面も強いでしょうが、逆にその気持ちの面でも負けたくないのでハートでぶつかりに行こうと思ってます」と、気持ちで真っ向勝負と語る。
町田の技術的な印象については「12月に森井洋介選手を倒したチャンヒョン・リー選手とこれまでに2度対戦してしっかりやり合ってましたよね。あそこまでやり合うということは、しっかり戦略を緻密に組み立てているからやれるのでしょうし、技、フェイントの数も多く何でも出来る印象があります。町田選手はひたすら前に出てくるタイプで、僕と似ているので噛み合う試合になりそうです」と頭脳派ながらも打ち合い上等の町田とは好勝負になるという。
町田といえば、”居合パンチ”などの変則技だが「練習では対策も考えてやっていますが、自分のスタイルを貫こうと考えてます。居合パンチへのカウンターも考えているのでぶつけてやります」と必殺技は望むところだ。
最後に「町田選手は全然僕よりもキャリアが違うので、食ったら美味しい。僕からは奪いに行くものしかありません。ヨードレックペットとやる前も失うものは何もないと言いましたが、今回は準備期間をちゃんともらった上でのオファーですし、応援してくれる方もたくさんいるので、そういう人たちの想いも背負って町田選手の全てを奪ってやろうと思います」と準備万端で下克上に臨む。
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