2019/04/24（水）UP
（最終更新：2020/03/03 08:06）

対日本人無敗のピケオーとの一騎打ちに挑む神保

　6月21日(金) 東京・後楽園ホールにて開催される『K-1 KRUSH FIGHT.102』の記者会見が4月24日（水）都内にて行われ対戦カードが発表された。「K-1 KRUSH FIGHTスーパーウェルター級タイトルマッチ」で王者・ジョーダン・ピケオー（28＝オランダ）vs 挑戦者・神保克哉（22＝K-1ジム目黒TEAM TIGER）が決定。

　ピケオーは2015年に初来日し、佐藤嘉洋にKO勝利。Krush（現在のK-1KRUSH FIGHT）でもその力を存分に発揮して史上最多の4度の防衛に成功。今年3月の「K’FESTA.2」では“新時代の怪物”野杁正明に終盤競り勝ち、無敗記録を更新した。

意気込みを語る神保

　対する、神保は8勝（4KO）3敗1分の戦績で、第3代Krushスーパー・ウェルター級王者の実績を持つ中島弘貴からも勝利を収めた。前回は3月の試合では、ハードパンチャーの藤村大輔を判定で下して挑戦者の資格を得た。特攻服で会見に登場することでも知られ、自身は試合を特攻と呼んでいる。

　王者ピケオーは会見には欠席であったが「5度目の防衛戦ができることを嬉しく思う。対戦相手の映像を見たが好戦的なファイトスタイルでかなりエキサイティングな試合になりそうだ。間違いなくKO決着、もしくは3R通してのバチバチの激しい試合になるだろう。絶対に期待を裏切らない試合になることを約束する」と熱いコメントが届いていた。

豪快なパンチをクリーンヒットさせる神保

　試合意気込みについて記者からの質問が飛ぶと「どうも最終兵器です。日本人負けなしのピケオーに、自分は本物の大和魂を見せ付けたいと思います」と相変わらず気合の入った特攻服でコメント。王者・ピケオーは「強い印象はありますけど、自分はそれなりに修羅場をくぐってきて、なんだかんだ勝てるんじゃないかなと思っています」と王者に対して臆する様子は全くない。

　前回の前日会見では、「頭使って戦う」と述べていた神保だが、心変わったようで「一か八かの特攻もありかなって思ってます。ピケオーはそんなに顎が強くないので、そこに一発打ち込めばいい感じになるんじゃないかと。（練習面では）負けない体作りして特攻します」と一撃必殺を見せるという。