【ホーストカップ】王座決定戦に挑む大崎孔稀「ハイレベルな技術戦を見せたい」滉大「あきらめない戦いを」
5月26日(日)名古屋・国際会議場イベントホールにて開催される『HOOST CUP KINGS NAGOYA 6 ~ LEGEND DNA FIGHT & ナゴヤチャンピオンカーニバル』において、HOOST CUP日本スーパーフライ級(53Kg)王座決定戦を争う大崎孔稀(19=OISHI-GYM)と滉大(20=及川道場)の試合前コメントが主催者を通じて届いた。
大崎は兄・一貴と名門「OISHI-GYM」で汗を流し、共に名古屋を拠点に活躍。その才能やテクニックは兄以上と噂され、すでにWMC日本スーパーフライ級・J-NETWORKスーパーフライ級王座の二冠を獲得。三冠目に手をかけることとなった。
王座決定戦を控え大崎は、デビュー当時から出場している大会のタイトル戦に出場することを「かなり気合が入っています」と語る。今回の対戦相手となる滉大の印象を「スピードが速く、とても上手い」と、速度と技術を高く評価。そんな強敵との試合の見どころを聞くと、「競り合った時のハイレベルな技術戦を見てほしい」と、玄人好みの展開になることを予想しているようだ。
今後の目標を聞かれると「(大石)駿介さんのように世界チャンピオンになりたい」と、もう一人の兄ともいえるジムの先輩・大石駿介(29=OISHI-GYM)の名を上げた。「友達のようでもあり、ライバルでもある」という身近な存在である兄・一貴と共に世界を目指していくためにも、この一戦は落とすわけにはいかない。
対する滉大は2015年3月にシュートボクシングで立ち技デビュー。その後DEEP☆KICKに参戦し、2017年12月にタネヨシホを破りDEEP☆KICK53kg級王座を獲得。現在11勝(4KO)2分と無敗を誇る。
前回3月の大会を振り返り、國本真義とのリマッチ(1戦目は2018年12月に0-0のドロー)を判定で制した試合を「気持ちで負けなかったの」と語る。自身の長所を「あきらめず続けるところ」、今回の試合への意気込みを「あきらめない戦いをしたい」と、誰よりも優れた精神的な強さを目指す滉大にとっては、大きな自信となったようだ。
対戦相手の大崎の印象を「蹴りも上手いしパンチも強い」と高い攻撃力を持つと評価。試合の山場は後半にあると踏み、「後半気持ちを切らさないように戦う」と気持ちを引き締める。
試合に向けタイ合宿を敢行。日本での充実した練習もこなし、「やる気に満ち溢れている」と心身ともに戦闘準備は万全のようだ。
「ベルトを持って他団体のチャンピオンを倒していきたい」と今後の目標を語る滉大。名古屋が誇る天才キックボクサーを乗り越え、二冠目を手にすることはできるか。
●編集部オススメ
・大崎兄弟が地元名古屋に揃い踏み、弟の孔稀はタイトルマッチに挑む
・”流血のマドンナ”鈴木万李弥が、女子キックレジェンド水野志保と試練の一戦
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!