【K-1 KRUSH】木村ミノル「胸を貸すつもりは全くない」近藤を完全に蹴落とすと宣言
5月18日(土)東京・後楽園ホールで開催される『K-1 KRUSH FIGHT.101』。同大会で挑戦者・近藤魁成(17=大成会館)を迎えて防衛戦を行う、K-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノル(25=K-1ジム五反田チームキングス)11日に所属ジムにて公開練習を行った。
公開練習では小倉トレーナーを相手に3分1Rの軽快なマススパーを披露し「バッチリで良い仕上がりです」とコンディションにも抜かりはない。
木村は世界と対等に戦うために徹底したフィジカルトレーニングに励んできたようで「単に体脂肪だけじゃなく、身体のバランスも細かいところまで見てトレーニングしました。ピケオー戦から3月の和島大海戦までに筋肉量を3kg増やしたし、逆に今回はバランスを取って抜くところは抜くことを意識したぐらい食事もトレーニングもストイックに徹底してやってきました」という。
トレーニングの中でも重点を置いたのが「アジリティ(敏捷性)であったり、ハイパワーであったり、スタミナであったり色々な強度の負荷をつけたトレーニングで身体を鍛えて、スポーツ選手としてレベルアップ出来るように考えてやってます」と体作りに余念はない。
かつて師事していた矢口トレーナーとの練習も再開して「やっぱりチームはそういうものだと思うし、一人の選手をどれだけみんなでサポート出来るかが勝敗に関わってくる。チームキングスのトレーナー陣も僕をサポートしてくれていて、最高のチームになっていることを実感しています」と現在のチームに絶大な信頼を寄せる。
対戦相手の近藤に関しては「今のところの印象は強い武器も一杯持っている選手だと思うけど、リング上で試合が終わった時に『感想は?』って聞かれたらどうなんだろうなって思います。あんまり印象に残らないぐらいの結果になると思いますよ」と断言。余裕を感じさせつつ「すごく気合が入っているし、毎日ちゃんと不安と緊張を感じながらやっています」と油断は一切ない。
さらに「(近藤に)ギラギラしたものは感じましたし、彼なりに覚悟が決まった顔はしてました。でも同じ時代・格闘技界を走っていて、それが重なり合うんだったら蹴落とすしかない。それぐらいの意識でしかないですね。申し訳ないけど胸を貸すつもりは全くない」と容赦なし。
また木村は「歴史を創る」と再三発言していたが「子供の頃から一回もそれがブレたことはない。魔裟斗さん、ピーター・アーツ、アーネスト・ホースト、ジェロム・レ・バンナ、K-1にはそんな選手たちがたくさんいますよね。でも僕はそれより一個上の存在になりたい。過去のK-1のレガシーたちより一個上に行きたい」と名選手を超えたいという。
そのためにも今後の目標については「K-1のチャンピオンには絶対なりたい」と述べ、トップファイターをK-1に呼びたいという目標も含め「それを獲らないと始まらないです」とK-1のベルト獲得に向け走り続けるとコメントした。
写真:(C)M-1 Sports Media
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