【K-1 KRUSH】木村ミノル「KO出来るヤツこそが一番」K-1を更なる高みへ
5月18日(土)東京・後楽園ホールで開催される『K-1 KRUSH FIGHT.101』。同大会で挑戦者・近藤魁成(17=大成会館)を迎えて防衛戦を行う、K-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノル(25=K-1ジム五反田チームキングス)のコメントが主催者を通じて届いた。
木村は破壊力抜群のパンチを武器に、戦績は27勝(20KO)9敗1分。昨年8月に塚越仁志をKOし、タイトルを奪取して今回が初防衛戦。11月のK-1でジョーダン・ピケオーにKO負けを喫したが、今年3月のK-1ではホープの和島大海をマットに沈めている。
木村はまず前回の和島戦について「和島選手は苦手なタイプだったのですけど、ちゃんと対策通りに戦えて自分の中では合格点。欲を言えば、最後の詰める時にちょっと勢いに身を任せ過ぎたぐらいの反省点で。あとはKOでバッチリ仕留めて興行的にもインパクトを残して『これがK-1だ』って戦いが出来たので、ホッとしました」と振り返った。
昨年は、日本人無敗のピケオーに敗れる屈辱も味わった木村だが「(ピケオーとの)試合直後は悔しいというよりも、控え室でチームのみんなと『こんなに強いヤツがいるんだ』って話しました。それでK-1で一番になるためにもう一回自分を仕上げようと決めた」とK-1最強を目指して成長を続けている。
今回の防衛戦に関しては「今年は強いところだけを見せてKOを量産すると決めているので、近藤選手には申し訳ないですけど1RでKOして『今の自分は間違いない』と確認して次に進むためのステップ」と防衛戦を通過点とし「どんどん克服すべき部分は克服して強化する部分は強化して、本当に充実した練習ができている。今年は一年を通して戦い続けてどんどん連戦するつもりです」と多くの試合をこなし更なる進化を狙う。
さらに「やっぱりKO出来るヤツこそが一番。K-1で生きるという意味で倒すことは重要なことだと思うし僕はそうやって歴史を創りたい。これからは創造的な意識も働かせて、K-1を誰も予想しなかったような大きい舞台にしたいですね。それを実現するのは選手の役目でもあるしその意気込みで戦って結果を出せば、分かりやすく舞台も大きくなるはず。今年の僕はそれが出来ると確信しているので、愛情も含めて全情熱をK-1に注ぎます」とK-1愛を熱弁する。
次に進むためのステップと語った5月の近藤戦だが、この1戦が重要なものだと木村は考えているようで「K-1で戦う上で試合のテーマは重要だと思うし、近藤選手はK-1甲子園で二連覇して凄く良いものを残してきた選手。そういう意味では僕の人生においても彼の人生においても、この試合は必要な一戦だと思います。彼にとっては勝敗関係なく良いものが残ると思うし、逆に僕は絶対に勝ち以外ないけど、それも含めて挑戦なので」と勝利に意欲をのぞかせた。
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