那須川天心に挑む亀田興毅、会見で「倒しにいく、自信が無かったらここにいない」
ABEMAで放送されている『那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円』に、ボクシング元世界3階級制覇王者の亀田興毅(32)が挑むことが発表された。6月22日(土)午後7時から生放送で放映される。
21日、都内で両者の記者会見が行われた。
亀田興毅は『亀田興毅に勝ったら1000万円』としてこのシリーズの最初に挑戦した一人。那須川天心(20)は2年前のこの企画に挑戦者として応募したが、20歳以上という年齢制限で、当時18歳の那須川は落選している。
今回が二人の初顔合わせとなる。
最初に口を開いた亀田は「天心君がメイウェザーとやってすごいなと思って。3つくらい上の階級のチャンピオンに挑んで。俺だったらと考えたら…どんな自信があったか聞いてください」と言葉を溜めてから「さすがに俺も1RKOされます」と、笑いを取りつつも強敵に挑んだ那須川を称えた。
那須川をKOし、1000万円を獲る確率を問われると亀田は「キックボクサーがボクシングをやる、何をナメてんのかなと思った。けれど試合を見て、意外と強いな、なめとったらアカンな、ボクシングレベルも高いし。しっかりボクシングを練習してやれば、デビュー戦で世界ランカークラスに勝って、その2戦目で世界タイトルマッチにいけるんじゃないかというレベルはありますよね」と那須川を大評価。しかし「でも自信がなかったらここにこないですからね」と不敵に笑った。
対する那須川は「自分はずっと若い頃の亀田さんを見てたので、色々言われるのかなと思ったんですけど、すごい紳士な方で」と安心したように笑う。
倒されれば1000万円を奪われる立場だが「いつも通り、リスク背負って倒しにいくしかない。1000万円は気にせず、それ以上の利益はあると思うんで」と守りに入らず、亀田を倒しに行くと意気込んだ。
今回の試合が決まって、亀田一家の反応は「”危ないぞ”という反応。大毅とかは『おにいちゃんやめとけや』って」と、引退してから時間の経つ亀田の試合に賛成しない空気だという。
それでも「セコンドにはついてもらおうと思って。これがほんまの最後だと思ってるから、親父と一緒に戦えたらいいな」と語る。
最後に亀田が「倒しにいく。目の前に1000万円ぶらさがってるんだから、それはもらいにいかんと。これからの格闘技背負って立つ若人に、ボクシングの厳しさ教えたろうかな」と意気込む。
那須川は「自分は今回迎え撃つって立場なんですけど、挑戦者のつもりで思い切り戦って最初から倒しに行きたいと思ってます」と激闘を誓った。
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