【ボクシング】中国で世界二階級制覇を狙う久保隼、木村翔と同日世界奪取なるか=5.26世界戦
5月26日(日)中国・江西省撫州市で行われる『WBA世界フェザー級タイトルマッチ』で王者シュー・ツァン(25=中国)と挑戦者で世界2階級制覇を狙う久保隼(29=真正)が試合2日前となる24日、会見で顔を合わせた。
元WBA世界スーパーバンタム級王者の久保は普段は優しい顔だがフェイスオフでは一転やや緊張した表情で睨み合う。
王者シューは今年1月26日に米国にてWBA世界フェザー級王者のヘスス・ロハス(プエルトリコ)に勝利し王座奪取。今回が初防衛戦だ。
会見では久保が記者の質問に、長谷川穂積に憧れて真正ジムに入ったことや、山中慎介は高校の先輩にあたるなど答えていると「あなたは控えめでボクサーらしくないが普段からそうなのか?」と不思議がられ「普段からこれが自分です」と答えていた。マイペースな感じだがリング上での闘争心溢れる試合が楽しみだ。
この会見に同時開催される『WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ』で拳を交える王者カルロス・カニサレス(26=ベネズエラ)と挑戦者で元WBO世界フライ級王者の木村翔(30=青木/同級2位)も出席。
海外で日本人が同日にダブル世界奪取を狙うが、木村は中国側のM23というボクシングチームに参加しており、久保の相手シュー・ツァンとも交流があることから、久保の一戦に関しては複雑な気持ちだとコメントした上で「ただリング上では強い選手が勝ち、勝った選手が称えられるだけ」と久保に檄を飛ばした。
シューは身長175cmでリーチ175cm、戦績は18戦16勝(2KO)1敗の右ボクサーファイター。
久保は身長176cm、リーチ180cm、戦績は 14戦13勝(9KO)1敗の左ボクサーファイターとなる。
シューは先月の会見で「久保選手はやりづらそうな長身型サウスポーだが、このベルトを手に入れるまでに時間がかかったので、少しでも多く王座に就いていたい」と、執念を持って試合に臨むと語っていたが、久保は自身のほうが技術力と距離感で秀でていると返し「チャンピオンベルトを持ち帰ろうと燃えている」と語っていた。
久保、木村と2人の元日本人世界王者が中国で再び世界王者に返り咲くか。
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