【ボクシング】木村翔が3RでKO勝利「またこの国で世界戦を」
前WBO世界フライ級王者で、中国では日本国内での人気もしのいで大人気の木村翔(30=青木)が、3月30日(土)、中国・上海にある普陀体育館で行われた『第5回日中プロボクシング対抗戦』で半年ぶりに再起。72戦のキャリアを持つウィチャー・プライカオ(37=タイ)とのOPBF東洋太平洋フライ級シルバー王座決定戦で3回KO勝ちを収めた。
昨年9月にデビュー戦以来の黒星を喫する形で、田中恒成(畑中)に世界王座を奪われた木村だが、その後遺症を感じさせる様子は、おなじみの豪快な攻めにも皆無で、プライカオにワンツーや左ボディブローを打ち込んでは、反撃の強打を丁寧にブロックしていく。
2回に入ると、前日計量失敗もあってダブついたプライカオのボディをいっそう執拗に攻め始めた。
そして3回、さらにテンポアップした木村のボディブロー、右アッパーでプライカオがダウン。さらにダウンを追加し、最後の左フックは、ダメージというよりはラッシュで圧倒するように奪ってフィニッシュ。
リング上でのインタビューで木村は「またこの国で世界戦をやりたい。僕は日本人だけど、こうして組み込んでもらえたことに、恩返ししないといけない」と感謝し、再び世界王者になると日中両方のファンに宣言した。
写真:(c)m23
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