【KRUSH】”特攻”神保克哉が愛国心、王者ピケオーに「日本人として負けられない」
6月21日(金)東京・後楽園ホールで開催される「K-1 KRUSH FIGHT.102」に出場する神保克哉(22=K-1ジム目黒TEAM TIGER)の公開練習が、11日都内で行われた。
公開練習ではパンチのみのミット打ちを披露。手の内を明かさずに練習を終えたが、「ピケオーがどんなものか、早く試したいですね」とはやる気持ちを抑えられないようだ。
ピケオーの持つK-1 KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級王座を懸けたタイトルマッチに挑む神保は、「別にタイトルマッチだから、いつもと違う練習するとかじゃなく、いつも通りやってきた」と自然体。ウェルター級で猛威を振るうピケオーにも「フィジカルでも全然負けない」と、上の階級で戦ってきた自信をのぞかせた。
試合のイメージを「特攻するイメージ」と語る神保。それは決して玉砕狙いということだけではなく、チャンスを見計らって一気に仕留めるという狙いを明かす。特攻服で入場するなど破天荒な面が目立つ神保だが、試合ではクレバーに試合を組み立てる姿も見せる。
試合中のチャンスは「いっぱいある」と予想し、「(倒すパターンは)頭の中で何通りも出てくる」と語る神保。「ひたすらイメージトレーニングして、ピケオーが倒れる瞬間しかイメージできていない」と語る素振りからは、すでにロジカルなイメージができていることが伺えた。
大和魂を背負って戦いたいという神保は、「違う国の選手と戦うとなると、やっぱり日本人として負けられないって気持ちが強く出てくる」と、愛国心の強さを見せる。キック強国であるオランダの強豪ピケオー相手ともなると、その気持ちは一層強くなるようだ。
現在K-1スーパー・ウェルター級王座は空位。ピケオーに勝利した後は「ベルトはどのベルトでも欲しい」とK-1のベルトに意欲を見せつつ、「ベルトを獲って世界に行くのが最大のモチベーション」と、広い舞台へ打って出ることを目標に掲げた。対日本人無敗のピケオーを、チャンスを逃さない特攻で仕留める構えの神保。「6月21日は自分がベルトを巻いてると思うんで楽しみに待っていてください」と、自然体な笑顔でファンにメッセージを送り会見を締めくくった。
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