【KNOCK OUT】日菜太、キックの認知度UPに「ブーイングされても」新日本プロレスの東京ドーム参戦を目指す
8月18日(日)東京・大田区総合体育館にて開催される『K.O CLIMAX 2019 SUMMER KICK FEVER』へ出場する選手の公開記者会見が、7月6日都内で行われた。
REBELS70kg級王者・日菜太(32=クロスポイント吉祥寺)は会見場に姿を現すと、来年1月の新日本プロレス東京ドーム大会への参戦について「本当に実現するために今年何としても頑張りたい」と意気込みを語った。
今年5月の新生KNOCK OUT旗揚げ会見で新日本プロレス東京ドーム大会への参戦をぶちあげた日菜太の発言は、各界に大きな波紋を投げかけた。その中にはプロレスファンからの”アレルギー反応”も多く、全てにおいて歓迎されているというわけではない。そんな中、日菜太は「めちゃくちゃプロレスファンにブーイングされながら入場したい」という願望を持っており、「4万人のうち39,500人くらいがブーイングしていて、自分が500人くらいのファンを呼んで応援してくれるくらいの画を想像している」とイメージしていると明かした。
もしドーム参戦が実現した場合の対戦相手についてもすでにイメージをしているという日菜太。「ガチガチのキックボクシングでもいいと思っているけれど、プロレスファンが”そういうのじゃない”というなら、めちゃくちゃでかい120kgくらいのプロレスラーとやりたい」と、プロレスとしての参戦も視野に入れているという。ただし具体的な選手名は「その選手のファンに何か言われるのがめっちゃ怖いので今名前を出すのは辞めておきます」と現時点では秘密とした。
そのドームの夢を実現するためにも、キックボクサーとしての実績を重ねていくのは必須である。今回対戦するジョムトーン・チュワタナ(タイ)は中国の巨大キックボクシングイベント・クンルンファイトの70kg級トーナメントで準優勝をした実績を持つ、押しも押されぬ70kg級トップ選手の一人である。
日菜太はそのジョムトーンを指し「ものすごく強い外国人と試合をしてなおかつ準優勝している選手なので、70kg級トップの方であることは間違いない」と評価しながらも、「もっと上の強い奴らが5人くらいいる」と”トップではない”ことを強調。ヨーロッパのキックボクシング団体「GLORY」の王者だったシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)、No.1サウスポーの呼び声も高いジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)、日菜太自身が敗北したチンギス・アラゾフ(ベラルーシ)ら最強の選手と戦いキャリアを終えたいと願う日菜太にとって、ジョムトーンは避けて通れない道ととらえているようだ。
最強選手との対戦、また東京ドームへの参戦の先に、日菜太はKNOCK OUT、REBELSを真のメジャー団体に上げていくという目標を掲げる。「一般の小中学生が知っているのはK-1の武尊、RISEの那須川天心、SHOOT BOXINGのRENAくらい」という現状を踏まえ、新生KNOCK OUT、REBELSが一般層にも受け入れられるメジャー団体に上げていきたいと夢を語った。
一般層に受け入れられるためにも選手の個性を出していくこと、印象に残ることをいい、実現していくことが理想と考える日菜太は、「(その理想を)体現してくれる選手が出てくることを信じている」と語る。後進が育ち活躍する場を作っていくためにも、日菜太はキックファン層以外へもアピールを続け、是が非でも東京ドーム参戦を実現する構えだ。
「8月18日に今年のピークを持っていきたい」と語る日菜太は、アピールのためにも年内もう一試合やっておきたいと具体的なプランを見せる。東京ドーム参戦、そしてKNOCK OUT、REBELSのメジャー団体化という夢の実現に向け、まずはジョムトーン撃破を狙う。
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