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【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈と祥子がOLスタイルで対面、ハイヒールでリーチ差読めず

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2019/07/06(土)UP

ぱんちゃん璃奈(左)と祥子。ヒールの分もあるが、身長差は小さい両者だが細かいリーチ差分析に至らず

 8月18日(日)東京・大田区総合体育館にて開催される『K.O CLIMAX 2019 SUMMER KICK FEVER』へ出場する選手の公開記者会見が、7月6日都内で行われた。

 本大会唯一の女子マッチに出場するぱんちゃん璃奈(25=STRUGGLE)と祥子(JSKキックボクシングジム)が会見に出席した。

 ぱんちゃんは憧れの舞台だったというKNOCK OUTへの出場について「選手なら誰でも出たい憧れの舞台に選んでいただいて、こんな私でもいいのかなと思った」と、キャリア3戦での大抜擢に恐縮気味。しかし「選んでいただいた以上は一番輝いた姿で舞台に立ちたい」と、大会の主役をかっさらう意気込みを見せた。

計量時のぱんちゃんの全身写真。足、腕のリーチが長い

 対戦相手の祥子は2人の子供を持つ母親業をこなす傍ら、JSKキックボクシングジムとフィットネスクラブを経営。キックボクサーを含め”三足のわらじ”を履くスーパーウーマンだ。ベテランと呼ばれることもあるが、「出産でブランクがあるので、プロとしては実質2年目」と実質的なキャリアは短いと自覚していると語る。しかしKNOCK OUTの舞台でリングに上がることが決まり、「いつまでもそんな気持ちではいけないと思う」とキャリアの浅さを言い訳にせず、「自分がやってきた練習を信じて、試合内容で見せたい」自信をもって試合に臨むと決意を見せた。

 ぱんちゃんは祥子の試合映像を見て「今まで戦った中で一番リーチがある。身長差がないのも初めて」と、これまで武器にしてきた164cmの身長とリーチが決定的な決め手にならないと分析。技術面でも「祥子選手は蹴りの選手だけれど、(これまでの対戦相手に)蹴りの選手はいなかった」と、初体験の要素が多いことを明かした。

3戦全勝のぱんちゃんはムエタイスタイルの祥子を「パンチで倒す」と宣言

 しかしその上で「蹴ってきたときの避け、つかみ、こかし、全部対策をしている」と十分な対策をしていると自信を見せた。また「(祥子は)ムエタイスタイルなので、蹴ってきたら蹴り返したいけど、パンチでも倒す練習をしている」と攻略パターンも順次済み。「1か月後に自信をもって戦える」と早くも試合が待ち遠しい様子だ。

 対する祥子も、「リーチの長さが気になっていた」と、身長差は大きくはないものの、やはりリーチ差には注目していると明かす。残念ながら「身長差がどれくらいあるか実際に会って見たかったけど、二人とも(自身も含め)ヒールを履いているのでよくわからなかった」と、公表されている身長だけではなく、実際、対峙して見た身長差、さらに蹴りでも重要な足のリーチ差の分析には至らなかったようだ。

☆この試合の対戦カード、チケット、試合スケジュールはこちら

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