【海外ムエタイ】吉成名高がIBFタイトル戦決定、勝てば二階級制覇=7.18ラジャダムナン
7月18日(木曜日) タイ国ラジャダムナンスタジアムにて名高エイワスポーツジム(吉成名高=18=エイワスポーツジム)と竜哉エイワスポーツジム(奥脇竜哉=18=エイワスポーツジム)の出場が決定した。両試合はボクシングのIBFが認定するIBFムエタイのタイトルマッチとなる。
名高は昨年9月にラジャダムナンスタジアムにて勝利しミニフライ級(105ポンド)の王座を獲得、一つ上の階級ライトフライ級(108ポンド)に挑むべく王座返上。名高が返上したミニフライ級のベルトにはWMC世界ピン級王者の竜哉が挑む。
名高は昨年12月、日本人7人目のラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者となり4か月後の今年4月にはルンピニースタジアム認定のミニフライ級王者となった。ルンピニー王座獲得は日本人初の快挙だ。
ルンピニー王座を獲得した翌月(5月)にインタビューすると名高は「もうミニフライ級は減量がきついので防衛戦はやらないで返上します。次は二大スタジアムのライトフライ級王座を狙います」と二階級制覇を目標にしていくと語っていた。今回は階級を上げて挑む初のメジャータイトル戦となる。今回の対戦相手はイサーンタイ・シェフブンタム(ラジャダムナン認定ライトフライ級4位)。これに勝てば次は同階級のランキングを上げ、2大殿堂のタイトルへの挑戦も近付くだろう。
名高が階級を上げた初戦は先月の6月1日、横浜で開催の『BOM』で、タイ国スポーツ協会ナーイ・カノム・トムのライトフライ級王座決定戦に挑み勝利。王座獲得に成功したが、この団体2位の対戦相手に、これまでの階級で圧力とパワーがまるで違ったとコメントしている。階級を上げて挑むこの強豪に名高は勝利することができるか。
名高は試合に向け「先日、石井一成君もIBFのベルトを獲得して、今回105ポンドで竜哉が獲り、僕が108ポンドを獲得すれば、3階級のベルトが日本にある事になり、世界に日本人の強さを知らせる事が出来ると思います。一生懸命、頑張ってきますので、皆さま応援して下さい。」と意気込んだ。
一方、名高の返上したベルトを獲りに行く竜哉は「今年はIBFのベルトをとり、WBCのベルト、ラジャダムナンスタジアムベルトをとりにいきます。気持ちだけは絶対に負けません。名高と一緒にベルトを持って帰ってきます」と3つのビッグタイトルの獲得を宣言した。
7月18日(木曜日)
タイ国ラジャダムナンスタジアム
『IBFムエタイライトフライ級タイトルマッチ』
名高・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム)
vs
イサーンタイ・シェフブンタム(ラジャダムナンスタジアムライトフライ級4位)
『IBFムエタイミニフライ級タイトルマッチ』
竜哉・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム)
vs
ブンライ・シェフブンタム
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