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【ボクシング】無敗の雑草ハート中谷潤人、世界前哨戦で強敵メリンドを迎え撃つ

2019/07/23(火)UP

日本タイトルを返上し世界に向け練習を積む中谷

 10月5日(土)、後楽園ホールにて行われるプロボクシング・ノンタイトル10回戦で日本フライ級王者の中谷潤人(21=M.Tボクシングジム)が元IBF世界ライトフライ級王者のミラン・メリンド(フィリピン・ALA所属)と対戦することが22日、中谷の所属ジムで発表された。更に世界を目指すべく同22日付で日本タイトルも返上する。

 中谷は現在、世界ランクではWBC4位、WBO4位、WBA8位(全てフライ級)にランキングされ 戦歴は19戦19勝(14KO)の無敗のホープだ。中谷は中学からボクシングに熱中し、高校には進学せず、そのままボクシングを極めるべく本場アメリカに渡米。そこで元世界王者畑山隆則のトレーナーだった、ルディ・エルナンディス氏に師事し資質を認められ、彼の勧めで現在のジムを紹介されこの戦績を築いてきた雑草のハート溢れるエリートだ。

2017年5月、八重樫に連打を浴びせるメリンド。初回TKO勝利を収めた

 一方、元世界王者のメリンドは41戦37勝13KO4敗。 現在はWBAライトフライ級5位にランクイン。日本人選手との対戦経験も多く、日本が誇る名王者である八重樫東、田口良一、拳四朗らと世界タイトルを争っており、その激闘は日本のファンも承知の通りだろう。現在の軽量級シーンでも世界のバトルレースの1角を担う強豪選手だ。

 中谷は世界前哨戦でメリンドという世界トップクラスの難敵を迎え撃つが、ベルトを追い求め暫定、決定戦、階級変更を狙う選手、陣営が多い中、あえて「難敵を撃破してから堂々と世界戦に望みたい!」と言い切る逞しさ。 この青年にとってベルトよりも本物の王者になる事が目的なのだ。
 中谷はまだ世界レベルの選手と拳を交えた経験がないという不安材料もあるが、この試合をクリアーできれば大きな自信に変 わるだろう。 メリンドの戦績の4敗は全て世界戦だ。リング上の闘志溢れるファイトスタイルで見る者を魅了してきた中谷だが、メリンドにノンタイトル戦初の黒星をつけることができるか。 10月5日はこの難敵を撃破し胸を張って世界に向かう姿に期待したい 。(川原奈穂樹)

♢中谷潤人(なかたに・じゅんと)

中谷潤人

 1998年1月2日 三重県出身 小学生4年生から空手を学び、中学入学に合わせボクシングに転向 非凡な才能でめきめき頭角を現し1年後の中2で15歳以下の全国大会優勝、翌年も連覇という成績を残した。 高校には進学せず、そのままボクシングを極めるべく本場アメリカに渡米 。そこで元世界王者畑山隆則のトレーナーだった、ルディ・エルナンディス氏に 師事 資質を認められエルナンディスの勧めで、現在の相模原M.T Boxing Gym に所属し現在に至る。

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