【RIZIN】「アキコに会いたい」”愛の戦士”シュメトフのもう一つの悲願
7月28日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.17』に出場する選手たちの個別インタビューが、26日(金)都内で行われた。
第4試合93kg契約 RIZIN MMAルール5分3Rに出場する”愛の戦士”ビタリー・シュメトフがインタビューに登場。17年末より、ツイッターでRIZINへの出場希望を投稿し続け、来日しRIZINの事務所に押しかけ榊原実行委員長に会ってファイトマネーの希望額を伝えるなど積極的な活動を展開し今回悲願の初出場を掴んだ。
インタビューでシュメトフは「RIZIN17に参加できることは名誉だし、RIZINに参加できることを長い間(PRIDE時代から)夢見てきました。それを目標に頑張ってきたし、日本でパフォーマンスを見せることが夢だった」と語る。試合に向けては「美しく見応えのある試合をする」と言い「勝利する努力はするが、結果は神のみぞ知る。どういう形であれ必ず勝利を収められると思う」と意気込んだ。
コンディションについては「体調はとてもいい」とし「日本に来て寿司を食べてエネルギー満タン。エビ、マグロが好き、体にもいいし満足だ」と力こぶを作って見せた。
自身の愛の戦士というニックネームについて聞かれると「10年前に初めて来日した時に知り合ったアキコに会いたい。連絡もつかないし随分探したが見つからない。久々に会っていろんな話をしたい。今回試合が中継されるとのことでアキコも試合を見てくれるのでは」と愛の戦士についての理由を語った。シュメトフは10年前に日本に2年滞在、結婚を前提に交際していたという彼女に対して切ないエピソードを語った。一説には彼女の父親に国際結婚を反対されたとも。シュメトフにとってアキコさんとの再会はRIZIN出場と合わせもう一つの悲願。もう一度振り向いてもらうためにも何としても勝利を掴みたいところだ。
シュメトフはムエタイとサンボがバックボーンで2002年デビュー。2006年には日本のMARSに参戦し1勝1敗。ハワイの総合格闘技『X-1』では大山峻護に1RでKO勝ちしている。海外MMAサイト『TAPOLOGY』によると戦績は23勝9敗。中国のLEGENDなどにも参戦し10連勝中だが、2017年4月の試合が最後。10連勝中とはいえマイナー団体が中心だが、ツイッターの練習風景からはパワフルさも伝わる。
対するジェイク・ヒューン(31=アメリカ)はRIZIN初参戦となった18年9月の『RIZIN.13』で、RIZINライトヘビー級エースのイリー・プロハースカと対戦し、序盤から打撃戦を繰り広げるもパンチ連打を受け敗退したが、今年6月の『RIZIN.16』ではド派手な入場で観客を魅了し、試合でもロッキー・マルティネス相手にド突き合いを演じてRIZIN初勝利を飾った。レスリングベースでありながら打撃戦を好み、思い切りの良いパンチを得意としている。ヒューンは以前の対戦決定時のコメントで「相手はSNSで散々騒いでいるようだが、RIZINのリングにふさわしい実力の持ち主かどうか俺が見極めてやる」と意気込んでいる。
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