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【RIZIN】朝倉未来、冷静さを見せつつ勝利は「圧倒的に」と自信

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2019/07/26(金)UP

先だって行われた矢地の会見にも意に介さず冷静に受け答える朝倉(c)RIZIN FF

 7月28日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.17』に出場する選手たちの個別インタビューが、26日(金)都内で行われた。

 メインイベントとなる第12試合RIZIN MMAルール5分3Rで矢地祐介(29=KRAZY BEE)と対戦する朝倉未来(27=トライフォース赤坂)がインタビューに登場した。

 普段65~68kgで試合をする朝倉にとって、70kgは重めの契約体重。スピードの低下を懸念する声もあるが、朝倉本人は「スピードが落ちないように、変わりなく迎えている」と適切に調整できていることを明かした。この試合に勝利すれば秋に行われるライト級グランプリへの出場も視野に入ってくるが、朝倉は「矢地選手はライト級の中で強いと思うので、ここで勝たないうちにグランプリに出るといっても仕方ない」と冷静に現在の立ち位置をとらえた。

矢地に勝利したグスタボを下している朝倉

 今回の一戦は朝倉・矢地両名とも戦前のインタビューで挑発を繰り返し、因縁の一戦の様相を呈している。先だって行われた矢地の個別インタビューでは、朝倉を「完膚なきまでに叩きのめす」と宣言していた。これを受けた朝倉は、「試合の前なので、みんなそういうつもりで向かってくる。自分が勝つと望まないと格闘家としてダメ」と、矢地の発言に一定の理解を示し、自らも「圧倒的に勝つつもり」と勝利に向かう気持ちをアピールした。

 自ら「ライト級の中では強い」と評価した矢地の長所を、朝倉は「打たれ強さ」と分析。昨年8月にルイス・グスタボ(ブラジル)に喫した以外はKO負けがないという矢地の打たれ強さに対し、「効いたときの追い打ちでしっかりアゴを狙う」ことを想定。

「ライト級では強い方」と評価する矢地を下し、ライト級戦線に名乗りを上げるか

 またお互いに見つけあったというクセに対しても「(クセを)突かれたときにどう対処するか」の応用力が大切と主張。「打たれ強さへの対応」と「応用力」の2点をカギとしてとらえ、試合に臨む姿勢を見せた。

 インタビュー中、沸々とした怒りを感じさせた矢地に対し、朝倉は終始冷静さを感じさせた。対照的なインタビューをみせた両者の激突は、果たしてどんな決着を迎えるか。

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