【UFC】魅津希が満を持してのUFC参戦、中国で現地選手相手に「一本で勝ちたい」
8月31日(土・現地時間)中国・深セン市で開催される『UFCファイトナイト深セン』にて、日本のトップファイターである魅津希(みづき/25=SERRA LONGO FIGHT TEAM)がUFC初陣を迎える。
魅津希は2014年8月に19歳でDEEP JEWELSストロー級王者に輝いた日本屈指の実力者。18年3月にはアメリカでInvicta FC世界女子ストロー級王座決定戦に臨んだが、無敗の強豪ヴィルナ・ジャンジィローバの前に判定負けとなった。
現在はニューヨークの名門ジム「SERRA LONGO FIGHT TEAM」に所属し、現地で生活している。関節技が得意で、アームバーによる8つの一本勝ちをしている。戦績は13勝(9S))5敗。元UFCファイターの井上直樹は実弟。
昨年11月には元UFCファイターにフルマークで判定勝ちした魅津希は、今年に入ってUFCと契約。「18の頃にオファーをいただいて、今行くべきじゃないと断ってから6年越しのオファーをもう一度いただきました。そして今回契約することになりました」と満を持しての初陣となる。
対戦相手は、10勝2敗の戦績を持つウー・ヤナン(中国)。UFCでは3戦の経験を持ち、打撃を得意とする。今回魅津希は通常のストロー級より上のフライ級で試合を行う。魅津希は「ヤナンは私より身長が10センチも高いんです。こんなに身長差がある相手は初めてなので、そこは懸念しています。打ち下ろしてくる左のパンチと、ケージに押し込む力に注意をして、身長が低いなりの戦い方で、かいくぐってパンチをあてたいです」とリーチ差を警戒し、キックボクシング時代に培ってきた打撃勝負で臨んでいく。
また28日に配信したネットライブでは「相手のグラップリングの技術がわからないので、肌を合わせてみないとわからない」としつつも「一本で勝ちたいですね」と、初陣を一本勝ちで飾りたいとする。
現地選手とのアウェー試合となるが、たとえブーイングを受けても「たぶん逆に、もっとパンチをあててやろうとか、燃えちゃうかもしれないです」と負けん気を発動する魅津希。
UFCでの目標として「ストロー級チャンピオンを目指してはいるのですが、まずはランキング入りしたい」とし
「日本人女子でUFC出場している選手がいないので、ここでしっかり力を見せつけて後に続いてくれる選手を願っています」と、日本人女子を代表し31日の試合に臨む。
また、メインイベントでは女子ストロー級のタイトルマッチが行われ、今年5月にスラムによるKOでタイトル奪取したジェシカ・アンドラ―ジ(ブラジル)が、ランキング6位で16勝1敗の強さを誇る中国人選手ジャン・ウェリーとの初防衛戦を行う。
魅津希は目標とするタイトルマッチを前に、UFC初陣で勝利することが出来るか。
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