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【K-1 KRUSH】里見柚己、超攻撃型スタイルで「ガンガン倒しにいく」対する横山もKO決着宣言

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2019/09/14(土)UP

超攻撃型スタイルを見せて里見はKOできるか (c)M-1 Sports Media

 916日(月・祝)東京・後楽園ホールにて行われる『K-1 KRUSH FIGHT.105』。同大会でライト級・33R・延長1Rで対戦する、里見柚己(21K-1 GYM横浜infinity)と横山巧(21=リーブルロア)のコメントが主催者を通じて届いた。

 里見はサウスポーから繰り出される強烈な左ストレートを武器に、めきめき頭角を現した若手ファイター。現在、若手が多く在籍するK-1 GYM横浜infinityのリーダー的存在で、チームを引っ張る。着々と実績を積み上げて、レジェンドの山本真弘を下すなど活躍。しかし、6月のK-1両国大会でK-1初出場を果たすも大沢文也に判定負け。再起戦となるこの試合でKRUSHライト級のタイトル戦線浮上を狙う。

 前回の大沢戦では「自分らしくない試合しちゃって、判定点が多かった試合でした」と振り返った上で「最近は“勝ちに行く”試合をしちゃって、何か自分らしさが出てない試合が多かった。だからテクニック面はもちろん、練習からアグレッシブさを取り戻すような気持ちと倒しにいく練習内容に変えました」と攻撃型に仕上げてきた。

ベテランの山本(右)をKOして、メインイベントを締めた経験も持つ里見(左)

 負けを恐れているというわけではないが、「今はもう勝ち負けを気にしないで昔みたいにガンガン倒しに行こうと思ってます」と自身の考える倒しに行くスタイルで今回は戦うという。

 横山の試合は「前から試合を見ていて、今年中には戦うだろうなと思っていました。戦績的にも歳的にも近いところがあるので。ファイターとしてはめちゃめちゃ強いと思っています」と高く評価し、パワーも相当あると思うし、攻撃の返しとかのスピードもすごく速いですよね」と分析。

 ここで勝利すればKRUSHトップ戦線の足がかりとなるが、「今回は勝ちに徹するよりも1Rから倒しに行きたいです。おそらく横山選手も打ち合ってくれると思うので、後のことは気にしないでどんどん打ち合って結果は気にしないで倒しに行きます。それでファンやお客さんがついてきてくれるような試合をして、どんどん上に行きたいですね」と今回は倒すということにこだわる構えだ。

必殺飛びヒザ蹴りでダウンを奪う里見(18年5月)

 里見と同級生や年下の選手が活躍しているといったK-1グループの情勢に「僕よりも年下でチャンピオンになる選手もいて、焦っているわけではないし、自分なりにキャリアを積みたいのですけど、そろそろ自分もベルトに絡んでいきたいという気持ちはありますね」と焦りはないが、ベルト獲得に意欲的だ。

 最後に「ずっとK-1の横浜大会には出たいと思っていたので、今回しっかり勝って出場をアピールしたいです。今の自分はそれを言える立場ではないので、しっかり結果を残して横浜大会に食い込んで、K-1で盛り上げる試合をしたいと思っています」と自身の所属ジムの近辺で開催される横浜大会に向けて、意気込んだ。

▶次のページは対戦相手・横山がスケールの大きい目標を語る

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