【パンクラス】修斗世界2位の石井逸人が殴り込み、瀧澤謙太が迎え撃つ
11月10日(日)に東京・スタジオコーストで開催される『PANCRASE 310』の対戦カードが発表された。
バンタム級(5分3R)の一戦で、パンクラスvs修斗の交流戦が決定。パンクラス同級3位・瀧澤謙太(24=リバーサルジム東京スタンドアウト)が、修斗世界同級2位・石井逸人(24=TRIBE TOKYO M.M.A)を迎える。
今年9月1日のパンクラス大会『Road to ONE:CENTURY』では、修斗との対抗戦が行われたが、パンクラスは6戦全敗。エース候補・瀧澤の肩には名誉挽回の期待が懸かる。
石井はこの大会でパンクラス側の古間木崇宏からチョークスリーパーによる1R一本勝ちを決めており、勢いのまま乗り込む。
瀧澤はイケメン格闘家として売り出し中の24歳。小学校では新極真会で6年間フルコンタクト空手を、高校の3年間では部活でレスリングと、打撃とグラウンドの二つをベースにしている。
パンクラスデビュー後は3連続KOを飾り、8勝のうち6勝がパンチによるKOと、強打を誇る。
今年3月にはハファエル・シウバの持つ暫定王座に挑戦したが、一本負け。6月大会ではハワイ王者と出直しの一戦の筈が、計量前日になっても相手が来日せず。急遽立てた代役も血液検査を通過出来ず、無念の試合中止となった。今回その鬱憤をぶつける。
対する石井は柔道をベースに持ち、試合場全てを使う躍動感溢れるファイトスタイルが信条。17年6月、オニボウズに判定で敗れるまでは10戦無敗を誇っていた。17年1月には元パンクラス・フェザー級&元DEEPバンタム級王者・前田吉朗をグラウンド勝負で封じている。
今年に入り上京しジムを移籍すると共に、リングネームを「覇彌斗」から変更した。
石井は自身のSNSで「修斗ならパンクラスに殴り込み!パンクラスランカーの首取りに行きます!」と血気盛んな投稿をしている。所属ジム「TRIBE TOKYO M.M.A」代表・長南亮もSNSで「潰し合いからの殴り込み。TRIBEは攻めますよ」と後押し。
10月13日のONE hampionship両国国技館大会でのパンクラスと修斗の王者対抗戦をはじめ、2団体の交流戦が盛り上がっている。バンタム級期待の若手対決は打撃の瀧澤か、寝技の石井か。
♢選手データ
・瀧澤謙太 1994年11月16日 東京都出身(24歳) リバーサルジム東京スタンドアウト所属
身長:176cm 構え:右
戦績: 14戦9勝(7KO)5敗 得意技:打撃 /ベース:空手(新極真)
・石井逸人 1995年5月30日(24歳) TRIBE TOKYO M.M.A)所属
構え:右
戦績:16戦13勝(7TKO)2敗1分 得意技:グラウンド /ベース:柔道
<対戦決定カード>
▼バンタム級/5分3ラウンド
瀧澤謙太 (リバーサルジム東京スタンドアウト/同級3位)
vs
石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A/修斗世界ランク2位)
▼ライト級 /5分3ラウンド
菊入 正行(NEVER QUIT/同級7位)
vs
クリス・ダンカン(スコットランド/UFL(Ultimate Fight League/イギリス)同級王者)
▼ミドル級 /3分3R
中村 勇太(T-Rex Jiu-Jitsu Academy/ウェルター級6位)
vs
一慶(フリー)
▼ライト級 /5分3ラウンド
岸本 泰昭(総合格闘技道場コブラ会/同級10位)
vs
松岡 嵩志(パンクラスイズム横浜)
▼フライ級 /5分3ラウンド
中村 龍之(ロータス世田谷/同級9位)
vs
杉山 廣平(SPLASH)
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