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【極真会館】エース上田幹雄、毎日基本稽古1000本で「1番強い男になりたい」

2019/10/03(木)UP

日本のエースとしての風格が出てきた

 11月22日(金)・23日(土)・24日(日)東京・武蔵野の森総合スポーツプラザにて『第12回 オープントーナメント全世界空手道選手権大会』(極真会館主催)が開催される。今大会で、2018年全日本優勝者・上田幹雄(24=神奈川横浜北支部)は第一シードとして日本の期待を背負う。

 記者会見では「4年前の世界大会で情けない負け方をして(準々決勝でフランスのベルコジャに下段蹴り一本負け)、この4年間極真会館で1番強い男になりたいと、そういう気持ちだけで稽古してきました」とコメントした上田。当時の上田のスタイルは接近戦で相手の技を封じ、ひたすらパンチ・ヒザ蹴りを叩き込み続けるというもの。上田は「身体も細かったし、若さもあったし、ああすることでしか勝てなかったというのが正直な所です。今思うと本当に恥ずかしい。まだまだ心技体が足りなかった」と、ガムシャラに手数を出し続けていた頃を振り返る。

昨年の全日本大会決勝、鬼の形相でヒザ蹴りを鎌田に突き刺し初優勝を決めた上田

 昨年の全日本では落ち着いて相手を見ながら的確に上中下と蹴り分け、ここぞと言う時に持ち味であるパンチ・ヒザのラッシュをかけるスタイルへと進化していた。「もともと今のほうが理想に近かったんです。ようやくこの年になって身体が出来て、出来たからこそ心も落ち着いてきた。いつも慌てて”やばい、やばい”と思って戦っていたのが、リラックス出来るようになりました。それが1年前、23歳の頃」とようやく”心技体”が組み合わさってきたと語る。 

13年にウエイト制優勝した時の上田。まだまだ線が細かった

「でかい身体を作る」のはウエイトトレーニングだったが、その身体をを動かすために「ひたすら基本稽古」をしてきたと言う。「毎日500から1000回は必ずやっています。(松井)館長からそうやっていたと聞いたこともあります。憧れなので、少しでも近づきたくて。まずはやってきたことから真似したいとはじめたのが正直なところ」と館長への憧れからはじめた。

 その結果「基本稽古や移動稽古で、身体全体がまとまってきました。身体を落ち着かせることで、強い蹴りが出せる。”勝つ組手”から”効かせていく組手”に変えた時に、腰も落とさないと通用しないと気づきました。そうやって組手が変わってきた」と構えから組手が変わってきたという。

身体が大きく出来上がった

 ”心技体”揃ったエースとして臨む2度目の世界大会は「プレッシャーが無いといえば嘘になりますが、師範には『楽しくやれ。そのプレッシャーを感じられるのは、前年度優勝した一人だけなんだから』と言われています。とにかく楽しんで、残り1ヶ月半もやっていきたいと思います」と笑う。少年時代から夢見てきた「1番強い男」になれる日まで、あと一ヶ月半だ。

♢上田幹雄…1995年5月1日 東京都出身 24歳
身長:187cm 体重:102kg
上田は高校3年生で13年の全日本ウエイト制軽重量級で優勝、同年の全日本では優勝候補だった森善十郎に、上段ヒザ蹴りで一本勝ちし頭角を表した。15年の第11回世界大会ではベスト8。その後の全日本大会では表彰台常連となるも後一歩の所で勝ち抜けなかったが、昨年第50回大会では16年に敗北した鎌田翔平を下し満を持して初優勝を飾った。187cmの長身を生かしたヒザ攻撃を得意とする。

 

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