【巌流島】中国で格闘技オリンピック開催を目指す=谷川プロデューサー
毎日平均8億人が閲覧し、“中華版ヤフーニュース”の異名を持つ網易(ネットイース)ニュースの日本支社、『網易ニュース日本』は、11月13日(水)、東京・港区で年間表彰式『態度大賞』を軸としたイベントを開き、この中で、異種格闘技イベント『巌流島』のプロデューサーである谷川貞治氏も登壇した。
『網易ニュース日本』は日本を訪れている年間1,000万の中国人観光客のための情報サイトで、このイベントでも、日本国内の日中企業に新たなビジネスチャンスを提供し、交流のプラットフォームになることが目指すとされた。
『網易ニュース日本』は『網易ニュース』の正式総代理店であるNTP株式会社が運営。中国ではネット映像から情報を獲得している人が多くを占めることから、NTPは動画配信に更に力をいれるべく、数社との提携を発表。その中に『巌流島』が提携先として発表された。
谷川氏は「スポーツ、格闘技は映像として引き込むパワーが強い」として、日本で培われてきた格闘技ビジネスのノウハウを、中国の映像業界でも生かし新たな格闘技のブームを中国で作りたいとした。
以前から谷川氏は「昨年末の『那須川天心対フロイド・メイウェザー』に強い関心を示した中国のビジネスマンたちがいる」と話していたが、このプロモーションもその一人から出た提案だという。
巌流島の紹介映像では『中国での新しい格闘技イベントの開催と格闘技オリンピックを中国で開催するのが最終目標』と映し出されたことについて、谷川氏は「巌流島とは別で、本当に私がやりたいのは武術のふるさとである中国で、中国にあったオリジナルなもの。巌流島をベースにするかもしれませんが、中国から世界に広がるような、そういう格闘技をやってみたいと思っています。K-1時代から中国の格闘技団体と交流がありいろいろアイディアを練っているところ。1年後ぐらいに発表できれば」と目標を語った。映像の発信力をプラスし、中国での大会成功を目指す。
終了後、すっかり名刺交換に追われ続けていた谷川氏は「中国に巌流島を(そのまま)持っていっても受け入れられるとは思っていない。中国独自の世界観で中国人スターが育つことを、我々が陰で支えることが現実的だと思う」と話した。
また、巌流島とは別に谷川氏が関わっているTMTでメイウェザーが今年の末にも何らかの形で日本で戦う可能性があるかどうかについては「やりたいアイデアもあるが進展がない。今も待ってはいるんだけど…」と話した。
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