【K-1】ケガから復帰の武尊「拳の吸収剤を外すのが楽しみ」早期KO決着狙う
11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~』に出場する武尊(28=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が、所属ジムにて公開練習を行った。
武尊はセミファイナルで、村越優汰(25=湘南格闘クラブ)とK-1スーパー・フェザー級(-60kg)の一戦を行う。
公開練習では2分1Rのミット打ちを披露した武尊。鋭い踏み込みからの強烈なパンチを次々とミットに叩き込んでいった。
今年4月には右拳を手術したが、ケガはすっかり回復したようだ。
「今、両拳(のグローブ)には(衝撃の)吸収剤を入れて打っているのですが、入れずに打ったらどれくらい効くのかなと楽しみ」と仕上がりに手ごたえを感じている武尊。
手術から半年ほどはスパーリングも出来ず、右拳を使わない練習を行っていた。武尊は「新しいエッセンスを試した期間だった。スパーリングを再開すると『これは人が倒れるな』という攻撃が身に付いていたり、新しい発見が色々あった。すごくいい状態」と”ケガの功名”で強さに磨きがかかったという。
相手の村越はサウスポーだが、半年の間に行ったアメリカ修行では「(武尊がアメリカに行く時には必ず出稽古に行く、ドゥエイン・)ラドウィックさんに、サウスポー相手の独特なコンビネーションや戦い方を教えてもらった。たとえば今までサウスポーには、正面に立ってパンチをもらってしまっていたけれど、サイドを取ると有効」とサウスポー対策も身に付けてきたようだ。
サウスポーと言えば、9月の対戦発表会見で武尊が「もちろん僕も試合をやりたい」とコメントした那須川天心もサウスポーだ。その会見では村越が「僕が勝つので、その対戦の実現はさせない」と言い放ったが、今日の公開練習後のインタビューで武尊は「なんとも思わなかった。僕を止められないんで。勝ってから言えよと。僕はそのためにずっとやってきた。この試合をやったらわかるんじゃないですか、僕は自分のやることだけです」と村越の”那須川戦阻止”発言は気にも留めない。
村越は15年と16年に那須川と対戦し、1戦目では2R1分31秒、パンチでKO負け、2戦目は判定負けしている。武尊は「そこが結構モチベーションになってるんで。より早く倒す。それもいいアピールになるかな」とコメントした。
村越は公開練習で「判定上等で、勝ち逃げする」と宣言していたが、武尊は「戦い方は人それぞれ。思うのは勝手ですけど、僕とやって3R逃げられた選手いないんで。捕まえて倒します」と相手の戦法には一切付き合わずKO勝利すると宣言した。
▼武尊の5分で見るヤバすぎるKO 10連発!
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