【NKB】村田裕俊vsテープジュンが両者引退かけて激突=59kgトーナメント初戦
12月14日(土)に東京・後楽園ホールで開催される『出陣シリーズ FINAL』にて、NKB日本キックボクシング連盟主催の「ジャパンシフトランド杯59kgトーナメント」が開幕、2020年2月8日(土)に準決勝、4月11日(土)に決勝が行われる。
同トーナメントの初戦で激突する、元WMCスーパーフェザー級王者のテープジュン・サイチャーン(ReBORN経堂)と元NKBフェザー級王者・村田裕俊(八王子FSG)は、両者共にこのトーナメントでの引退を表明。決勝まで残ってもあと3戦、しかしどちらか1人は初戦のみで引退が決定する。
テープジュンは2008年にデビューしてから、MA日本キックやBOMの舞台で活躍してきた37歳の大ベテランファイター。キックボクシングジム「ReBORN経堂」の代表を務め、後進の育成に励みながら選手としても活動してきた。これまでにWMC日本スーパーフェザー級王座、UKFインターナショナルフェザー級王座、UKF日本フェザー級王座などのタイトル獲得歴を持つ。
この引退試合に向け、SNSでは「3試合フルに熱い試合をして、最強として引退します!!」と気合い十分だ。
対する村田は2012年にデビューしてから、NKBを主戦場に活躍してきた現在30歳のベテラン。一歩も引かない大激闘派で、KNOCK OUTのリングで初代KNOCK OUTライト級王者・森井洋介と対戦した際には大接戦を演じた末に引き分けた。この試合は多くのファンの印象に残っていることだろう。2016年10月以降、約2年半勝ち星に恵まれていなかったが、今年4月櫻木崇浩を判定で破り、復活の狼煙を上げた。
しかし今大会でリングを降りることを決断。自身のブログでは「この大会で今までやってきたことを全て出して優勝したいと思います」と意気込みを綴っている。
また、トーナメント出場予定だったNJKFスーパーフェザー級王者・山浦俊一(新興ムエタイ)はケガの為、欠場に。代わりにWMC日本スーパーフェザー級2位・藤野伸哉(RIKIX)の出場が決定。藤野の戦績は17戦11勝4敗2分。なんと「公認会計士講座講師」×「プロキックボクサー」として活動しており、慶應大学在学中だ。
さらに台風により中止となった10月12日(土)NKB興行で行われる予定であった、PRIMA GOLD杯ミドル級トーナメント決勝の田村聖(拳心館)vs清水武(sbm TVT KICK LAB)は、2020年2月8日(土)後楽園ホールにて再度試合が組まれることに。その他のカードは可能な限り再戦を行う予定となっている。
◉今大会目玉の59kgトーナメントのPVが公開された
☆12.14 NKB 全試合順・対戦カード、イベント情報はこちら
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