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【ボクシング】井上尚弥が米専門サイトの全階級最強ランク第1位、リング誌ほかの評価は?

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2019/11/19(火)UP

井上尚弥がWBSS優勝を評価され米専門サイトでPFP第1位に

 井上尚弥(26=大橋)がPFP(パウンド・フォー・パウンド)でついに1位に輝いた。
PFPとは全17階級を対象に仮に体重差が無く、同等だった場合を想定し格付けした最強ランキング。

 11月7日のWBSS決勝でノニト・ドネア(36=フィリピン)に接戦の末11Rに井上が左ボディブローでダウンを奪い判定で差をつけ勝利したことが評価された。
 井上を1位にランキングしたのは米ボクシング専門メディア『ボクシングシーン.com』で18日(現地時間)に発表した。選考理由に「井上はプロデビューしてからセンセーショナルであり、(4団体最強を決める)WBSSバンタム級で優勝し全盛期のように見える。ドネアの”フィリピーノフラッシュ”に井上は眼窩底骨折、瞼を切り、鼻を骨折したが、それでもわずか3〜4ラウンド取られただけだった」と評価した。

ドネアからダウンを奪った渾身の左ボディがヒットした瞬間(写真=Naoki Fukuda)

 ボクシングシーン.comの順位ベスト3は
 1位、井上尚弥、2位、サウル・アルバレス(メキシコ)3位、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が入った。ちなみに7位にマニー・パッキャオ(フィリピン)、9位にゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と錚々たるメンバー。日本人は井上のみ。

 なお、PFPランキングはボクシング界で最も権威ある1922年創業の米専門誌『ザ・リング』をはじめ米放送局のESPN、同じく放送局のCBSスポーツなどが行っているが、PFPは50年代にリング誌の初代編集長フライシャーによる造語だ。古くからPFPランキングをつけている『ザ・リング』では井上のランキングはどうか。11月17日(日本時間)に発表したランキングによると1位がサウル・アルバレス(メキシコ)、2位がワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)、3位に井上尚弥がランクアップし入っている。

大手メディアではPFPで1位に君臨するサウス・アルバレス

 CBSスポーツではWBSS決勝直後の同日7日(木・現地時間)に発表、リング誌と全く同順位での3位だった。CBSスポーツでは「木曜の朝、井上がドネアに勝利しWBSSバンタム級を統一した」とあるので、決勝の結果がランキングに反映されているのだろう。

 ESPNはCBSと同じく11月7日(現地時間)更新し4位。6日までのランキングとしており、井上vsドネア戦はESPNのある米コネチカット州では7日早朝の6時〜7時頃。今後のランキングアップが見込まれる。

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