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【ボクシング】協栄ジムが存続主張「活動休止の事実はない」金平会長の発言とは真逆

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2019/12/07(土)UP

左から亀田興毅、金平会長、高野人母美=17年5月撮影

 ボクシングの名門、協栄ジムがオーナーとのトラブルで活動休止すると金平桂一郎会長の発言で報道されているが、7日、協栄ジムのホームページでは「本日、一部のメディアにおいて、当ジムが活動休止を予定している旨の報道がありましたが、当ジムが発表したものではなく、活動休止を予定している事実もございません。当ジムは、引き続き、会員の皆様に対してこれまで同様のサービスを提供してまいります」と発表した。

 この件に関し協栄ジムに問い合わせたところ、責任者は不在だったが「継続していきますが…当ジムとしてはホームページで発表したことが全て。上(運営側)の判断です」と主張。金平会長の発言とは全く異なる内容となった。

協栄ジムがSNSで発表した存続を主張する全文

 金平会長は来週にも東日本ボクシング協会に休会届を提出すると報道されており、そうなると所属選手は移籍先が決まらないとプロの試合には出場できなくなる。

 10名以上のプロが在籍する協栄ジムだが、亀田3兄弟のいとこ、亀田京之介(21=協栄)は11月3日、東日本新人王となり、12月22日に全日本決勝を迎える。「何が何でも優勝する」と語っている亀田だが、決勝の前に所属ジムを探すことになる。 

 協栄ジムは1959年(昭和34年)4月に「金平ボクシングジム」として誕生した老舗ジム。現在まで具志堅用高、渡嘉敷勝男、鬼塚勝也、亀田興毅ら13人の世界王者を輩出している。

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