【ボクシング】吉田実代、山本美憂と誓った”大晦日” お互いの勝利と祝杯の約束=前日計量
12月31日(火)大田区総合体育館で行われるプロボクシングトリプル世界戦の前日計量が30日、都内にて行われ、『WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ』で初防衛に挑む王者・吉田実代(31=EBISU K’SBOX)はリミットの52.1kgから100gアンダーの52kg、挑戦者でWBCアジア同級王者のシー・リーピン(21=中国)は1.2kgアンダーの50.9kgでクリアした。
吉田は計量後、囲み取材に応じ「計量自体は、3日前からリミットに来ていて、それからはただゆっくり家で過ごす時間でした。落ち着いて冷静に家で過ごして色々噛み締めながらいいモチベーションで計量を終えることができました。ホッとしたとかもなく、ただ計量終わって、明日という気持ちしかないです」と明日の試合に集中する。
その噛み締めたこととは格闘技をはじめて12年が経つことだ。20歳の誕生日にハワイに留学しキックボクシングを始め、帰国後にアマチュアキックの試合に出場。
2009年にはDEEPで総合格闘技デビュー。2011年からは立ち技格闘技に転向し、J-NETWORKやシュートボクシングを中心に活躍。2014年からボクシングに転向し今年6月に念願の世界王座を獲得した。
「格闘技を20歳から初めて、12年なので今までのことなどが全て繋がり、点と点が線となった1年で改めて振り返りました。これまでずっと挑戦してきて、今も進化したいと思っていて、3日間娘のことだったり、応援してくれる、人の感謝を噛み締められて、明日は自分を信じて頑張ろうと思っています」と1年の最後を締める大みそかに12年の想いを胸に戦う。
明日の大みそかは友人でもある元レスリング世界女王の山本美憂が総合格闘技の『RIZIN』に出場する。山本は対戦相手でムエタイがベースのアム・ザ・ロケット対策に吉田のジムにもパンチの練習に足を運んだという。
「山本美憂さんは、ジムに練習に来てくれたり、選手として大先輩ですしシングルマザーとしてもお互い交流が深くなりました。一緒の時間に放送があるとおもいますので、必ず勝って美味しいもの食べに行くと約束しました」と笑顔で語った。
お互い、難敵に勝ち晴れて祝杯を挙げることができるか。
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