【ボクシング】井岡一翔が計量パス、無敗のオリンピアンに「プロの強さを見せる」
12月31日(火)大田区総合体育館で行われるプロボクシングトリプル世界戦の前日計量が30日、都内にて行われ、『WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ』で初防衛に挑む王者・井岡一翔(30=Reazon大貴)はリミットの52.1kg、挑戦者で同級1位ジェイビエール・シントロン(24=プエルトリコ)は100gアンダーの52kgで計量をパスした。
いよいよ決戦まで明日に迫り、井岡は計量後の囲み取材で「特に問題なく、ラスベガス(試合に向け2カ月キャンプ)から日本に全て良い状態でここまで来れました。良いコンディションで終えたので、試合に向けて1つクリアできました」と安心した様子。
明日の試合に向けては「僕にとって明日の試合でこの1年が決まる。明日の結果が2019年の全てという答えなので、明日結果を出したいです」と語った。
対戦相手のシントロンは五輪に2度出場し、ロンドン五輪ではベスト8に入っている実力者。後にIBF世界バンタム級王者となり、井上尚弥(大橋)とWBSSで対戦したエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)ともアマで対戦し2戦2勝するなど活躍。プロでは戦績11勝(5KO)無敗の強豪でもあるが、井岡はプロでは26戦、日本初の4階級制覇と経験豊富「オリンピックで活躍した選手と拳を交えるのは光栄。リスペクトしているが、プロの強さ、厳しさを見せたい」と意気込んだ。
井岡のリスペクト発言に挑戦者のシントロンは「オリンピックとかより、私は世界チャンピオンを目指して来た。そのオリンピックとかなんとかは置いておいて、あくまで自分自身を信じて、明日は世界チャンピオンを勝ち取りたい」と熱く語った。
シントロンは前日の予備検診では井岡よりリーチが12cm長いことが判明。更に足を使い動いて戦う選手でもある。プロ無敗のオリンピアンに井岡はどう対策を練ってきたのか、明日の決戦が待たれる。
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