【ボクシング】ドネアvsウバーリが落札、勝者は井上尚弥と対戦か
ESPN(メキシコ版)はじめ、ボクシングシーン.comなどの海外専門メディアは、WBC世界バンタム級王者ノルディーヌ・ウバーリ(33=フランス)と、ノニト・ドネア(37=フィリピン)との一戦を、マッチメイカーのトム・ブラウン率いる『TGBプロモーションズ』が1月28日(火)、メキシコのWBC本部で40万1000ドル(約4,360万円)で落札したことを報じている。
WBCの規定に則れば、落札額のうち1割は勝者、残り9割のうち6割が王者(ウバーリ)、4割は挑戦者(ドネア)に分配されることになる。
ウバーリは昨年11月に同級暫定王者の井上拓真(大橋)に勝利し2度目の防衛、同日のメインイベントのWBSS(ワールドボクシング・スーパーシリーズ)決勝で井上尚弥(大橋)と激闘したが判定で敗れた。井上は勝利後、弟拓真の敵討ちとしてウバーリ戦を希望、ウバーリも井上戦を希望していたが、ドネア戦が先となった。この勝者には井上尚弥との最終決戦が意識されている。
このタイトルマッチは、両陣営が以前から意欲を示してきたにも関わらず、なかなか進展せずにいた。専門家の予想はウバーリが不利にやや傾いている。ESPNによると『プレミア・ボクシング・チャンピオンズ』(米国のボクシング興行兼番組)での開催計画があるということなので、開催地は米国になる可能性が高い。開催地が決まり次第、日程が発表されると思われる。
一方、井上尚弥の次戦は、現地時間の4月25日、米国でWBO世界バンタム級王者ジョンリル・カシメロ(フィリピン)との王座統一戦になることが決定的となっている。
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