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【レベルス】鈴木宙樹、剛腕の小型シウバに「大きな動きに予兆あり」とKO宣言

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2020/02/02(日)UP

鈴木宙樹は拳の怪我に「本番でガチガチにバンデージを巻いてしまえば問題ない」とスパーをこなす。

 2月29日(土)東京・後楽園ホールにて行われる『REBELS.64』に向け、都内にて公開練習が行われた。
 REBELS 60kg王者・鈴木宙樹(23=クロスポイント吉祥寺)は、挑戦者ピラオ・サンタナ(ブラジル/チームサンタナ)との防衛戦を「南米対決」と表現。ブラジル出身のサンタナに対し、鈴木もペルー出身の父親を持つ。日本の枠を超えた見ごたえを語った。

 デビュー以来12勝(8KO)無敗の快進撃を続けてきた鈴木だが、昨年8月の琢磨戦で1ラウンドKO勝ちしたものの拳を負傷。自身の感覚として拳の治り具合は70%で「100%の力を込めると痛みが走る」と言う。ただ、サンタナとの強打者対決を前にそれを打ち明けられる余裕は、半年間の練習でレベルアップしたという実感と「本番でガチガチにバンデージを巻いてしまえば問題ないから」という自信からだ。

剛腕でどんどん前進する”小型シウバ”サンタナ

 サンタナについては「すごくパワーがあって、テクニシャンなところもあるけど、僕もパワーで負けないしテクニックでもまったく負けていないと思うので、しっかり倒して興行を締めたい」とKO宣言。メインイベンターとしての自覚を示した。

 公開練習では実弟の2月11日のKNOCK OUTに出場予定の鈴木千裕(20=クロスポイント吉祥寺)を相手に3分1ラウンドの軽めなスパーリングを披露した。宙樹は「サンタナ選手のようによく振ってくるファイターとは戦ったことがないけど、大きな動きには予兆もあったりするので、対策したことを発揮していきたい」と弱点も指摘。終始、自分の胸中をさらけ出す形で自信を示し続けた。

 サンタナはオランダの名門・メジロジムで腕を磨いたラフファイター。その風貌とアグレッシブなファイトスタイルから”小型シウバ”の異名を持つ。2017年のレベルス初参戦時にはREBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王座決定トーナメント準決勝で、後に優勝し王者となるスアレック・ルークカムイ(タイ・スタージス新宿)と対戦。敗北こそ喫したものの、豪快に強振する左右のフックで会場を大いに沸かせた。続いて参戦したREBELS-MUAYTHAIライト級王座決定トーナメントでもその剛腕を遺憾なく発揮し、決勝は良太郎(池袋BLUE DOG GYM)にダウンを奪われ敗北、王座獲得はならなかった。
 19年7月にはラウェイに参戦、後ろ回し蹴りでダウンを奪い、その後は剛腕を連打し1ラウンドKO勝利している。

 剛腕同士のこの南米対決、制するのは果たしてどちらか。

☆2.29 REBELS対戦カード、イベント情報はこちら

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