【KNOCK OUT】スアレックが、良太郎と事実上の王座統一戦に自信「早い段階で倒す」
2月11日に東京・大田区総合体育館で行われる『テレ・マーカー Presents KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.1』に向け、2月1日、都内にて公開練習が行われ、REBELS-RED(肘打ちあり)ライト級暫定王者スアレック・ルークカムイ(33=STURGIS新宿ジム)が公開練習を行った。
スアレックは同級正規王者の良太郎とノンタイトル戦ながら戦うが、これは事実上の王座統一戦だ。良太郎は負けたら王座を返上すると発言している。
スアレックは今回の公開練習で唯一スパーリングを行わず、同大会に出場する栗秋祥梧(24=クロスポイント吉祥寺)の持つミットに力強いキックを何度も叩き込んだ。
「残り10日間の調整をしっかりやります」と流ちょうな日本語で話すその笑顔に、余裕が伝わってくる。ただ、相手の良太郎の情報もしっかり入れているようで、「すごく練習しているみたい」と話した。
記者から良太郎の武器である右カウンターは怖くないかという問いには、さらにそこに合わせるような技術力をほのめかし「どのタイミングがわからないけどできれば早いタイミングで倒します」と約束した。肘打ちが得意なスアレックだが、ボクシングにも自信があるので、今年の目標には「肘打ちあり(REDルール)と肘打ちなし(BLACKルール)の両方ともタイトルを獲りたい」と掲げた。
この日、ミットを持った栗秋は会見中もさながらトレーナーのように振る舞った。「教えていると学べることも多くて、自分もこれをやってみようと思うことが多くある」と第三者目線。会見で外野にいた山口元気会長も「指導の素質が抜群で、昨日も選手をやめてトレーナーに専念してくれと言ったほど」と冗談交じりに言ったほど。ただ、その後で「(栗秋)祥吾はタイ人と一緒であまり練習しないでミットを持っているほうが、一番リラックスできるんじゃないのかなというジム全体の結論になった」と補足した。
栗秋にとってミット持ちは試合前のメンタル調整として意外と良いのかも知れない。
その栗秋は第2代WMAF世界フェザー級王者の駿太(37=谷山ジム)と戦う。栗秋は公開練習では浦林幹(43=クロスポイント吉祥寺)を相手にスパーリングををこなし、瞬発力の高い攻撃を何度も放った。「今回の相手は気持ちが強くて手数が多い。(対象的に)僕が一発の怖さを持っている選手なので、そこを教えてあげようかなと思っています」と試合での“指導”を約束した。
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