【レベルス】MISAKI、前戦の筋断裂が完治「今の私はめちゃくちゃ強い」ぱんちゃんとの王座戦に自信
4月24日(金)東京・後楽園ホールで開催される『REBELS.65』では、REBELS-BLACK女子46kg級初代王座決定戦(3分3R延長1R)として、元J-GIRLSミニフライ級王者・MISAKI(24=forest+豊橋)vsぱんちゃん璃奈(25=ストラッグル)が行われる。
MISAKIの前戦は昨年7月のシュートボクシング日本女子ミニマム級王座決定トーナメント決勝戦で、16歳の超新星・女神と争いタオル投入でTKO負けした。MISAKIは1R、何度も女神に投げ技をトライ。「投げの影響で、1R終わった時に足を痛めていました。2Rでは、ほぼ左足一本で戦っていたのですが、投げようとした時にガクンと倒れたんです。それでセコンドがタオルを投げました」と振り返る。臀部の肉離れと、腿裏のハムストリングスが筋断裂していた。
完全に元の状態に戻る”完治”までは、4ヶ月かかったが「2週間くらいで動きたくて、バランスボールに乗ってパンチをしたりしていました」と言うMISAKI。「休養していた間もずっと、試合をしたいと思っていました。治っても”いつ試合が来るかわからない”としっかり練習をして上げていたので、今の私はめちゃくちゃ強いと思います」と笑う。「地方の選手はどんな緊急のオファーが来ても逃せない(MISAKIは愛知県豊橋市在住)、地方選手の怖いところを見せます」とも。
会見では相手のぱんちゃんが「(MISAKIは)どの選手相手にも、”猪突猛進”スタイルで変わっていないので、対策しやすいかな」と言葉を向けていたが、MISAKIは「(今まで)技術面では光る部分も無かったんですけど、そのへんも休養期間中の練習で身に着けてきたものがある」と自信がありそうだ。
パンチで前に出続け下がらない、熱いファイトがMISAKIの売りだ。「うちのジムは父が経営していて気持ちで下がったりするとブチ切れられる。どんな重い対戦相手より、セコンドの父親が怖いので下がることはないです」と猛進の”秘訣”も語ったMISAKI。
フォレストプラス会長でMISAKIの父親である山村教文氏は、MISAKIが昨年7月の試合で足を痛めた後も「ジムを休んでいるうちモチベーションが落ちてしまうのではないか」と、試合の翌日からMISAKIを車でジムに連れていき見学させていたと言う”熱血”ぶりだ。
MISAKIが5Rフルにパンチを打ちまくれるスタミナも、山村氏の指導のもと育まれた。タバタ式トレーニングと言われる、短い高強度運動と休憩を繰り返した後に、リングの中での連続ダッシュをしウォーミングアップが完了。息の上がった状態からバッグやミットのラッシュ・打ち込みが始まると言う。
MISAKIは「私の追い込みを真似出来る選手はほぼいない」と胸を張る。完治後は試合が決まっていなくても追い込み再開していたMISAKI。ブランクを乗り越え、二冠目の王座を手土産に女子シュートボクシングの世界トーナメント「Girls S-cup」へ凱旋することが出来るか。
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