【Krush】王者K-Jee、カリミアンとのリベンジ戦希望「前向きに考えて欲しい」=一夜明け会見
3月28日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.112』の一夜明け会見が、27日(日)都内にて行われた。
昨日の大会は、新型コロナウイルスの影響のため無観客試合で行われた。試合内容としては本戦8試合のうち5試合がKO、判定決着となった試合でも激戦に次ぐ激戦で、大いに盛り上がりを見せた大会となった。
メインイベント(第8試合)のKrushクルーザー級タイトルマッチで加藤久輝(ALIVE)と対戦して、リベンジ&初防衛を果たした王者・K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)が会見に出席した。試合では、近距離での攻防に持ち込んでの左ボディフックでKO勝利した。
試合展開に関して、K-Jeeは「自分が得意なパターン、近い距離に行く前に(前回の対戦では)強い攻撃で弾かれていたので、(得意な)パターンに行ってコンビネーションを出したかったです。思いの外タイミングが良くて効いてくれた感じでした」と持ち味を存分に活かした戦いだったと振り返る。
前回は加藤に圧倒的なKO負けを喫していただけに「凄いやられ方をして、試合前に恐怖を感じました。でも乗り越えることができて、自信に繋がりました」と語るように、正念場ともとれる防衛戦をクリアーしたことは大きな手応えになっただろう。
加藤が試合後に前回の試合とパワーや圧力が全く違ったと言っていたことには「前回はパワーあるなと思い面食らって、相手が戦いやすいパターンで持っていかれてしまった。相手はいいパフォーマンスができて、実力差があると思ったのでしょう。こんなに実力差がつくなんて、と思ってるんじゃないですか」とコメントした。
今回の対戦の作戦としてボディを攻めることは頭にあったというK-Jee。前蹴りは加藤のボディに突き刺さり、ダメージを与えていたようにも見えた。それについては「足に行く(ローキックを蹴り込む)とパンチを被せてくる。でも、お腹のディフェンスはあまりしないので。前に出る時に使いやすいと思っていました」と前蹴りの使い方も考えて作戦を練っていた。
今回は、初の無観客試合での開催となったが「リベンジするのに必死で、いないというのは元々分かっていたのでそんなに気にしていませんでした。(ベルト巻いた時の風景は)どこ見ようかなと思いました。知っているお客さんがいたらいつも見るけど、目線に困りました」と試合に集中しきっていたため、試合後になって無観客であることに困惑したという。
最近ではK-1クルーザー級タイトルマッチで、王者・シナカリミアンvs愛鷹亮の1戦が注目を集めるなど重量級の盛り上がりも見せているK-1 JAPAN GROUP。「団体は色々あるけど、重量級が動いてるのはこの団体なので、(他の選手に)早く名乗り上げて来いと思ってるので、みんなで重量級を盛り上げられたらと思っています」と更なる選手の参戦を呼びかけた。
福岡大会でカリミアンとのK-1タイトルマッチを熱望しているK-Jeeは「福岡でそれが出来て、K-1のベルトを負けたら一番いい。運営とカリミアンの都合もあるんですけど、前向きに考えて欲しいですね」と改めてアピールした。
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