【UFC】KO連勝中のゲイジーvsファーガソンの暫定王座戦が決定=王者ヌルマゴメドフ辞退
4月18日(土・現地時間)に、無観客大会として開催が報じられている『UFC249』では、世界ライト級タイトルマッチとして、王者ハビブ・ヌルマゴメドフ(ロシア)vsトニー・ファーガソン(アメリカ/同級1位)が予定されていたが、ヌルマゴメドフがコロナウイルスの情勢によりロシアから国外に出られないこと、この状況で試合をすべきではないという理由から対戦を辞退。
これを受け、UFCは6日(月・現地時間)ヌルマゴメドフの代役としてジャスティン・ゲイジー(米国=同級4位)が代役を務め、トニー・ファーガソンと暫定王座戦に挑ことを発表。
UFCのダナ・ホワイト会長は「この戦いは正式にサインされた。ESPNで地球のどこかから生中継される」とツイッターで6日夜(日本時間7日早朝)報告した。
開催地の発表はなかったが、アラブ首長国連邦の首都・アブダビで開催されるとも噂される。
これまでヌルマゴメドフvsファーガソンは対戦が望まれていたが、そのたびに両者の怪我や欠場で流れ、これで5回目となる。
ジャスティン・ゲイジーはアメリカのMMA団体 WSOFの元世界ライト級王者で17年からUFCに参戦。現在3連勝中で、全て1RにKO勝ちしている。戦績は21勝(18KO/1S)2敗で高いフィニッシュ率を誇るストライカーだ。ゲイジーは7月にコナー・マクレガーと対戦すると見られていたが、急遽今回の代役となった。
一方、ファーガソンはUFCで2013年から負けなしの12連勝中。戦績は25勝(12KO/8S)3敗と打撃でもサブミッションでも高いフィニッシュ率だ。
この試合に向け、準備してきたファーガソンにゲイジーの準備不足が懸念されるが、ゲイジーの本来のストライカーぶりに期待したい。この勝者が、次こそは王者ヌルマゴメドフ、またはマクレガーと戦うことになるだろう。
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