【RISE】引退宣言していたスアキムが復活、6月のビッグマッチに参戦決定
4月20日(月)キックボクシングイベント『RISE』の公式記者会見がYouTubeチャンネルで16時より行われ、6月14日(日)横浜の「ぴあアリーナMM」で開催される『RISE WORLD SERIES 2020』の参戦選手が発表された。
61.0kg契約ワンマッチで、ルンピニー認定スーパーフェザー級王者スアキム・PKセンチャイムエタイジム(24=タイ)が参戦する。対戦相手は決まっておらず、現在調整中だ。
スアキムと言えば、4月10日に自身のフェイスブックで引退宣言したばかり。
その時はムエタイの試合で賭けをするギャンブラーたちのいざこざがきっかけとされており、「この業界を去ろう、もう疲れた、飽きた。負けた時には誰にも気にしてもらえず、試合がどれだけ疲れていても、さらにそういう人たちの罵倒に耐えなければならない。自分はそういう人たちよりずっと努力しているのに」と引退を宣言していた。関係者の間では一時的なのではと見られていたが、ムエタイの賭けとは関係のない日本のリングで戦うことになった。
スアキムの魅力は倒されても倒されても立ち上がる気持ちの強さと逆転劇を演じる底力にある。実際に、2019年3月のタリソン・ゴメス・フェレイラ戦では、2Rに2度のダウンを喫しながらも、3Rにボディを効かせて大逆転勝利、前戦のリーとの戦いではダウンを奪われながらも逆転勝利している。
那須川天心とは2度対戦しており、初戦は2018年2月のKNOCK OUTで判定負け、2戦目はその翌年7月のRISE-58kg級世界トーナメント準決勝で接戦を展開したが3Rに那須川の胴回し回転蹴りで額をカットしTKO負けを喫している。
再起戦となった9月のRISEでは、ヨーロッパテコンドー選手権王者のニキータ・サプンに、左ミドルで1RKO勝利を飾った。続く、12月8日には『The Battle Of Muaythai SEASON 2 vol.6』で、RISEスーパーフェザー級王者のチャンヒョン・リーと対戦して、TKO勝利で日本の地でベルトを戴冠した。
スアキムは再び日本の地でどんな激闘を見せてくれるか注目だ。
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