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【RIZIN】浜崎朱加、王座奪ったソヒにリベンジ熱望、自宅ではウォーターバッグで筋トレ

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2020/05/07(木)UP

浜崎朱加(左)が昨年の大晦日に敗戦したハム・ソヒへのリベンジを希望した(写真は前日計量時のもの)

 5月6日(水・祝)19時より格闘技イベント『RIZIN』のYouTubeライブ配信番組「榊原社長に呼び出されました」が放送された。

 この番組は、活動自粛を余儀なくされている選手たちに、ありとあらゆる質問を榊原信行代表がぶつけていくというものだ。3回目となる今回は、元RIZIN女子スーパーアトム級王者・浜崎朱加(38=AACC)が出演した。

 コロナウイルス拡大中の生活について、浜崎は「元気です。暇でずっと家に居ます。家では少ししかトレーニングが出来ないです。重りを持ったトレーニングが出来ないし、自分なりに追い込んでるつもりだけど限界がある」と自粛の中では、満足のいくトレーニングが出来ていないという。

浜崎(右)が1R、ソヒに打撃で優勢に進める

 そんな中でも工夫してトレーニングを行う浜崎。自宅で行っているスクワットのコツを聞かれると「肘を爪先より前に出さず、お尻突き出す感じでやる。家では重りの代わりのウォーターバッグを(肩に)担いで20回の5セットやってます」とウォーターバッグを利用し、高負荷のトレーニングについて語った。ウォーターバッグは水量を調節し重さが決められ、使わない時にはコンパクトに収納できるので自宅トレーニングには人気のアイテムだ。

 浜崎は18年の大晦日に女子スーパーアトム級初代王座決定戦で、浅倉カンナを破ってRIZIN王座を獲得したが、昨年の大晦日にハム・ソヒに敗れて王座陥落。緊急事態宣言の状況の中でも、自宅そして公園で黙々とトレーニングし再起を目指す。

ソヒにパンチを伸ばしていく浜崎(右)

 榊原代表が「ハム・ソヒへのリベンジというのもあるが、現状は誰と戦いたいか」と聞くと、浜崎はすぐさま「今まではいなかったけど、やっぱり今は1人しかないですね。ハム・ソヒとやりたいです」と返答。

 昨年の大晦日の試合について、榊原代表は「1Rでいけると思わなかった? 本当に見てる側ではこんなに(浜崎の)打撃が入るのかと思った。(ソヒが)思った以上に固いというか、もっと打撃を打ってくると思ったけど、割と距離を取っていて、浜崎選手のジャブが綺麗に入ってた」と前半は浜崎の優勢だと感じていた。

 ところが、終わってみれば後半戦で、ソヒが下からの三角締めや3R終盤のサッカーボールキックで印象付けて判定勝利。浜崎は打撃ではなく、組んで中に入ってしまったことに関して「突っ込んじゃいました。何でしたんだろって今になって思います」と後悔を滲ませる。1Rは打撃で攻勢だっただけに、浜崎にとっては勿体無いと感じたのかもしれない。

腕十字を極める浜崎(左)対浅倉カンナ戦

 ファンからしてみれば、この試合はとても見所の多かった試合だろう。アンバサダーのくるみは「浜崎選手の試合は手に汗握る展開でした。ハラハラずっとしてて面白かったです」、榊原代表は「総合の魅力が凝縮されたような試合でした。もう一回見てみたい」とそれぞれ熱戦を振り返り、再戦を期待する発言を残した。

 RIZINは旗揚げして4年でさいたまスーパーアリーナに3万人を動員するほどのビッグイベントになった。榊原代表は「堀口恭司や浜崎朱加、那須川天心、朝倉兄弟、(浅倉)カンナやRENAも含めて、盛り上がってきているのでコロナでダメになりたくない。みんなで選手を支えてもらって、必ず終息の時が来るし、真夏の灼熱の中で最高の試合を見せてほしい」と浜崎を含む格闘家に対して熱いメッセージを送った。

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