【RIZIN】渡辺華奈がベラトール参戦視野、中井りんとの頂上対決にも前向き
5月27日(水)19時より、RIZINの公式YouTubeチャンネルで『榊原社長に呼び出されました』が配信された。
この番組は、RIZIN代表の榊原信行氏が、新型コロナウイルスの影響で試合が出来ない状態が続いている選手たちに、ありとあらゆる質問をぶつけていくものだ。今回は、渡辺華奈(31=FIGHTER’S FLOW)が出演した。
コロナ渦中でも、渡辺は「モチベーションという概念があまり、自分の中で無くて、試合があっても無くてもあまり上下しません。モチベーションで左右されてしまうと、やることにムラが出来てしまうので」という。しかし、コロナ禍のため、対人練習は制限され、対人は所属ジムで2〜3人で打撃のミット打ち程度。
スパーリングのできない今、渡辺は「身体は作れているが技術面に課題があったので、打撃のワンツーなどの基礎的な部分をしっかり練習し、すごくいい時間を過ごしています」と語った。
榊原代表は、昨年末にベラトールとの対抗戦で勝利した渡辺について「本当に世界のトップレベルの選手たちが群雄割拠する舞台で、チャンピオンになれるポテンシャルがある選手。チャンスはあると思う」と太鼓判を押す。
渡辺としては「日本のホームで(試合を)やらせてもらったので、次は向こう(アメリカ)の土俵というのはちょっとあります。やってみたいです。RIZIN代表として世界でやりたいとは思います」と団体を背負って海外にチャレンジしていく構えを見せた。
RIZINとは違い、ベラトールはケージでの戦いになる。それについては、練習で壁を使って攻防の練習をしていることから「ケージの方が慣れているかな」と語る。これまで渡辺は、DEEPのリングではケージで戦ったこともあるため、適応できそうだ。
「試合は日常的にやっていきたい」という渡辺は、試合が開催される日を心待ちにしている。コロナウイルスの収束に従って、順次興行も開催されるだろう。現在、引き分けを挟んで7連勝と勢いに乗っている渡辺は、次戦でどの選手と激突するのだろうか。
考えられるのは、日本トップの実績を持ち、UFCにも参戦した中井りん(33=修斗道場四国)だ。渡辺は「(中井は)無茶苦茶強いし、隙もないけどすることになればやります」と対戦に前向きだ。
榊原代表は「中井選手は日本人で話題になるじゃないですか。いつか見たいってのはある。現時点で言うと日本の頂上対決になると思います」とこの試合について語った。
連勝街道をひた走る渡辺が、次戦ではまだ見ぬ海外の強豪選手と激突するのか、それとも期待されている中井との頂上決戦が実現するのか、目が離せない。
■選手データ
渡辺華奈(31=FIGHTER’S FLOW)
・身長167cm、階級:フライ級(56.7 kg)
柔道四段、全日本指定強化選手に7年間選ばれ、オリンピック選考会に3度出場するなど、柔道界のエリート。2017年に総合格闘技デビューを果たしてから、これまで9勝(3KO/3S)1分と無敗。
中井りん(33=修斗道場四国)
・身長156cm、階級:2016年よりフライ級(56.7 kg)
柔道をベースに2006年1月に総合格闘技デビュー。圧倒的なフィジカルを武器に初代VALKYRIE無差別級王者、初代バンタム級クィーン・オブ・パンクラシストのタイトルを獲得している。DEEP JEWELSには19年6月に初参戦し、ムエタイベースのゲオチャイに立ち技で挑み圧巻のKO勝利。10月にも前日計量で体重超過のKINGレイナの代役で緊急出場も一本勝ちし戦績は22勝(8KO/8S)2敗。
▼『榊原社長に呼び出されました』第8回渡辺華奈 (RIZINチャンネル)
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