【パンクラス】王者・ISAOへの挑戦権懸け、UFC帰りの堀江圭功が中島太一と激突=8.23新木場
8月23日(日)東京・新木場スタジオコーストで開催される『PANCRACE 317』のカードが発表された。現フェザー級王者・ISAOへの挑戦権を懸け、同級4位・中島太一(31=ロータス世田谷)と同級5位・堀江圭功(25=ALLIANCE)が激突する。
中島は2011年にDEEPでプロデビューし、2012年にはパンクラスのネオブラッド・トーナメントで優勝。パンクラスでランカーとして活躍した後は北米に本部があった『WSOF-GC』、そして強豪が集まるロシアの『ACB』に参戦し5戦を経験した。2018年9月、2年半ぶりにパンクラスへ復帰すると、元フェザー級王者・田村一聖を撃破し、海外修行の成果を見せた。
しかし昨年は4月、7月と2戦して2敗。今年2月にロシアの強打者フェドロフに勝利し復活してみせた。
対する堀江は剛柔流空手と新極真空手をベースに、高校卒業と同時にUFCのチャンピオンを夢見て上京した。21歳でパンクラスでプロデビューし、得意の打撃を武器にMMA9勝2敗の戦績。今年7月の『UFC240』で念願のUFCデビューを果たすも、WSOF(アメリカの準メジャー団体)無敗でUFC4連勝中のダオドゥにパンチでダウンを奪うもハイキックで逆転KO負け。UFCからはその一戦でリリースされてしまった。
しかし今年の2月大会では初代ZSTウェルター級王者・内村洋次郎に判定勝利し、強さを見せつけている。
中島は強豪若手の堀江を破り、念願の王座挑戦権を得られるか。堀江は海外試合経験も豊富な中島を倒し、UFC返り咲きロードを歩むことが出来るか。
またライト級の一戦で、同級9位・松岡嵩志(パンクラスイズム横浜)vs第12代修斗ライト級王者・松本光史(フリー)が決定。これは新型コロナウイルスの影響で、4月大会から5月への変更を経て、さらに今大会へスライドしたもの。
松本はグラップリングベースながら打撃でもKOできる力を持つオールラウンダー。2016年4月に第12代世界ウェルター級王座(後に階級名称変更のためライト級)を獲得した。
18年5月にはRIZIN.10に出場したが、ダロン・クルックシャンクに1RでKO負けを喫した。翌19年5月、仕切り直しの修斗世界ライト級王座防衛戦でKO勝利し、2度目の防衛に成功。しかし10月のONE両国大会では第7代ライト級キング・オブ・パンクラシストの久米鷹介に判定負け。去就が注目されていたが、次の主戦場に選んだのがパンクラスだった。
相手の松岡はパンクラス戦績17戦12勝(8KO)5敗の選手で、昨年は2戦2勝(いずれも判定勝ち)を収めている。今回の対戦が決定して一言「ノックアウト」とコメントしている。
なお、会場となるライブホールの『新木場スタジオコースト』では、緊急事態宣言が解除された今も通常通りの営業再開目処は立っておらず、厳しい経営状況が続いているという。営業再開に向け、経営支援プロジェクトとしてクラウドファンディングを募っている。
◆この場所を守りたい「新木場スタジオコースト」支援プロジェクト(CAMPFIRE)
<対戦決定カード>
▼フェザー級 次期挑戦者決定戦 5分3R
中島太一(ロータス世田谷/同級4位)
vs
堀江圭功(ALLIANCE/同級5位)
▼ライト級 5分3R
松岡嵩志(パンクラスイズム横浜/同級9位)
vs
松本光史(フリー/第12代修斗ライト級王者)
▼プレリミナリー バンタム級 5分3ラウンド
工藤修久(禅道会小金井道場)
vs
粥川吏稀(マーシャルアーツクラブ中津川)
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