【UFC】魅津希の2戦目が決定、相手は7勝全てフィニッシュの強打者アマンダ・レモス
現DEEP JEWELSストロー級王者・魅津希(25=SERRA LONGO FIGHT TEAM)のUFC2戦目が決定した。
8月22日の『UFC ESPN』で、対戦相手はジャングル・ファイトで王座経験のあるアマンダ・レモス(33=ブラジル)。ストロー級での一戦となる。ブラジルの総合格闘技メディア『COMBATE』他複数メディアが報じた。
魅津希は“天才格闘少女”と呼ばれ2010年10月に16歳でプロデビューし、主戦場の『DEEP JEWELS』では2014年8月に19歳でストロー級王座を獲得した日本屈指の実力者。
関節技が得意で、14勝のうち9勝がサブミッションによる一本勝ちだ。一方立ち技のプロ選手としても輝かしい成果を出しており、12年と13年にはシュートボクシングの『Girls S-cup』で二連覇している”コンプリート・ファイター”だ。
しかし昨年3月には継続参戦している『Invicta FC』の世界ストロー級王座決定戦で、無敗の強豪ヴィルナ・ジャンジィローバに判定負けし、初の海外タイトル獲得に失敗。その後、魅津希はこれまで所属した空手道白心会から、アメリカ・ニューヨークの名門ジム「SERRA LONGO FIGHT TEAM」に移籍して再起を目指すことになった。
UFC初陣は昨年8月の中国大会で、一階級上であるフライ級の現地選手に勝利している。
元UFCファイターで、今年2月のRIZINにも出場し勝利した井上直樹は実弟。
相手のレモスは、ブラジルの総合格闘技(MMA)団体『ジャングル・ファイト』等で6連勝。デビュー後5勝は全て1R決着という強打者だ。16年に同団体のバンタム級王座を獲得した。
UFCには17年に参戦し、階級上のバンタム級ランカー・レスリー・スミスにTKO負けし、MMA初黒星。その後、アンチ・ドーピング規則違反により休場していたが、昨年12月の韓国大会でプロ無敗の選手相手に1RKO勝利で復帰している。
戦績は7勝1敗1分で、7勝のうち5つがKO、2つが一本勝ちというオールフィニッシャーだ。
魅津希は3月29日にストロー級ランカーのテシア・トーレスと試合が決定していたが、コロナ禍で試合は流れてしまった。その後の外出制限期間中も、ニューヨークの自宅の庭で弟・直樹とミットを持ち合うなど出来る練習を続けてきた。
女子ストロー級の頂点には、同じアジア人であるジャン・ウェイリー(中国)が君臨している。魅津希は長年心に描いてきた、UFC王座ロードを駆け上り続けることが出来るか。
<決定対戦カード>
▼ストロー級
井上瑞樹(魅津希/SERRA LONGO FIGHT TEAM)
vs
アマンダ・レモス(ブラジル)
◆コロナ禍下のニューヨークの庭で、鋭いパンチミット練習等を行う魅津希
今できることをやるしかない。お庭で@NaokiInoueMMA とwork out.?#UFC #QuarantineLife #ニューヨークコロナ #外出制限 #ミット #腕立て100回 pic.twitter.com/XfScj2PTKh
— MIZUKI / 魅津希 (@fighter_mizuki) March 24, 2020
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