【Invicta FC】RENAと1勝1敗のリンジーが、浅倉カンナと激闘演じたザペテラと対決=7.2
UFCと提携するアメリカの女子MMA団体『INVICTA FC』が、7月2日(木)に新型コロナウイルス災禍以後、初の大会を開催する。最後に行われた大会は3月6日だった。
今回はアメリカ・カンザス州で行われるも無観客大会で、メディアの立ち入りも制限される。試合はUFCファイトパスで生配信される。
ダブルメインイベントには、RENAと1勝1敗で昨年大晦日のRIZINにも出場したリンジー・ヴァンザント(26=アメリカ)が参戦。アトム級戦で、昨年8月のRIZINで浅倉カンナと激闘したアリーシャ・ザペテラ(25=アメリカ)と戦う。
ヴァンザントはテコンドー、ムエタイ、ブラジリアン柔術をバックボーンに2017年7月にプロデビュー。現在7勝(5KO)3敗で、高いフィニッシュ率を誇る。パンチでのKOが多いが、昨年10月の『インヴィクタ』では1R39秒、強烈な右ローキックで対戦相手の紫乃ヴァンフースにTKO勝利している。
RENAとは、昨年6月、米国ニューヨーク州マジソン・スクエア・ガーデンで開催された『Bellator 222』で対戦し、裸絞めでの一本勝ちを飾った。しかし昨年大晦日のRIZINで、リベンジを狙うRENAにTKO負けし、1勝1敗となっている。
相手のザペテラは5歳でレスリングを始め、高校時代には3度のナショナルチャンピオンにも輝き、16年には、リオオリンピックの代表候補に選出されたほどのレスリングエリート。20年の東京オリンピック出場も目指しているという強豪レスラーだ。
しかし昨年8月のRIZINでの浅倉カンナ戦では、レスリング力に頼ることなく壮絶な打撃戦を展開。2-1で惜敗するも、止まらない手数とアグレッシブさで、打撃戦の適応力も見せつけている。
ザペテラはSNSで「アトム級王座決定戦を行います」と意気込み。アトム級の王座は現在空位で、前王者ジン・ユ・フレイは今年2月に勝利するも体重オーバーで剥奪されている。
今回の一戦はスーパーファイトで王座決定戦ではないが、成長著しい2人のホープによる”実質的な決定戦”とザペテラは言いたいのかもしれない。
■もう一つのメインイベントは村田夏南子との王座戦で激闘を演じたドゥコッティ vs 元UFCファイターのリマ
また、もう一つのメインイベントに抜擢されたのは、昨年11月に村田夏南子とのInvictaストロー級の王座決定戦に臨み、判定2-1で惜敗したエミリー・ドゥコッティ(26=アメリカ)。元UFCファイターのジュリアナ・リマ(38=ブラジル)とのストロー級戦となる。
ドゥコッティはこれまで8勝6敗の戦績で、過去には適正階級より一つ上のフライ級で『Bellator』タイトルマッチ経験もある強豪だ。8勝のうち一本勝ちは、3度リアネイキッド・チョークと1度のアームバーというグラップラー。昨年8月のInvictaでは1Rで右ストレートでダウンさせ追撃のパウンドで、TKO勝ちもしている。前戦が村田戦となる。
対するリマは現在10勝6敗。母国ブラジルで無敗の5連勝を遂げると、14年にUFCに参戦、3勝4敗の戦績を残した。この一戦の勝者が、村田の持つ王座に王手をかけることになるのか。
<対戦決定カード>
▼メインイベント1 ストロー級
エミリー・ドゥコッティ(26=アメリカ)
vs
ジュリアナ・リマ(38=ブラジル)
▼メインイベント2 アトム級
リンジー・ヴァンザント(26=アメリカ)
vs
アリーシャ・ザペテラ(25=アメリカ)
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