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マネル・ケイプのUFC初戦は8月か、相手はフィニッシュ率9割の寝技師

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2020/06/14(日)UP

UFCデビュー戦が8月15日にフィニッシュ率の高い寝技師と対戦すると報じられたケイプ

 元RIZINバンタム級王者のマネル・ケイプ(26=アンゴラ)のUFCデビュー戦は8月15日(日本時間16日、場所は未定)のUFC252で、対戦相手はUFCフライ級9位のホジェリオ・ボントリン(28=ブラジル)であると海外メディアが報じた。
 ブラジルの専門サイト『COMBAT』が昨日13日に関係者の取材から最初に報じ、それに続いて米専門メディアの『MMA FIGHTING』がプロモーションの計画を知る複数人に確認したとして同ニュースを報じた。MMAの代表的な戦績サイトである『TAPOLOGY』もこの対戦カードをすでに掲載している。

ケイプの右フックが朝倉にクリーンヒットする=19年大晦日

 ケイプは昨年大みそかに、堀口恭司が負傷欠場し返上したRIZINバンタム級王座をかけて朝倉海(26=トライフォース赤坂)と対戦。第2ラウンド38秒TKO勝ちで新王者に輝いた。しかし3月にUFCへの移籍を電撃発表、4月には元世界バンタム級王者コーディ・ガーブラント(アメリカ)にSNSを通じて挑戦を叩きつけていたが、新型コロナの影響でケイプのUFCデビュー戦が延びていた。ケイプの戦績は15勝(9KO,5S)4敗と勝ちの93%がフィニッシュ勝利でKO勝利が多いストライカーだ。

 一方、対戦相手に名前が上がったボントリンはブラジリアン柔術の黒帯、UFCの公式サイトによると柔術でブラジル王者と州の王者、打撃でも、アマチュア時代にボクシングとムエタイで州のアマチュア王者になったと紹介されている。

下からの腕十字で春日井から一本勝ちするボントリン=16年(ノーコンテスト)

 ボントリンの戦績は19戦16勝2敗で、うちサブミッションで11の1本勝ち、3つのKO勝利で、勝ちのフィニッシュ率は87.5%と約9割、グラップリングでの一本勝ち率は約7割と高いフィニッシュ率を誇る寝技師だ。
 日本でも参戦経験があり、16年12月にはパンクラスで春日井”寒天”たけし(志村道場)から腕十字で一本を奪うが、勝ってもボントリンは前日計量オーバーのため勝ち星がつかない対戦となっていたためノーコンテストとなった。17年10月にはUFC帰りの田中路教と『GRANDSLAM』で対戦。田中に3Rでチョークスリーパーを極められ14戦目にしてプロ初黒星を喫した。昨年の19年よりUFCと契約し、2勝1敗としている。

 この対戦はUFCの公式発表はないが、ストライカーのケイプとグラップラーのボントリン。約9割のフィニッシュ率を持つ両者の対戦は正式に実現はするのか。  

 なお、このUFC252のメインイベントでは現UFC世界ヘビー級王者のスティーペ・ミオシッチ(米)とダニエル・コーミエ(米)が3度目の対戦をすることが決定している。

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