【Krush】近藤拳成、キャリア差6倍の王者・佐々木大蔵に「勝って絶対ベルトを巻きたい」=前日計量
7月11日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.114』の前日計量&記者会見が、10日(金)都内にて行われた。
明日のメインイベントで行われる「Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ」で対戦する、王者・佐々木大蔵(29=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)はリミットの65.0kgを64.8kgで、挑戦者の近藤拳成(21=大成会館)は64.7kgで両者計量をパス。その後の会見に出席した。
佐々木は、今年2月に鈴木勇人に勝利し、ライト級に続いて2階級制覇を達成した。今回が初防衛戦となる。挑戦者の近藤は、初のタイトルマッチでの戴冠を狙う。今回から、前日会見に出席したKrush Evangelist(伝道師の意味で、Krushを広げていく活動を行う役職)の石川直生氏は、この一戦について「緊張感のあるタイトルマッチになる」と予想した。
意気込みを求められると、佐々木は「後楽園ホール大会が再出発で、観客も半減して行うということで、どんな雰囲気になるかは、明日になってみないと分からない。ワクワクが会見の中で募っています」、近藤は「延期になった試合ができるので今からワクワクしています。強い佐々木選手に勝って、チャンピオンになりたいです」とお互いに試合が待ち遠しい様子だ。
近藤にとっては、今回が初のタイトルマッチとなるが「小学生の頃にKrushの初代決定トーナメントを見ていて、K-1のベルトも夢だけど、Krushのベルトも同じくらいの思いがあるので明日は絶対獲りたい」とベルトに対する思いを語る。
佐々木は、2階級制覇を達成してからの初防衛戦となるが、特に変わったことはなく「格闘技、キックボクシングというものを追求していますね。格闘技のテクニックオタクみたいな感じで夢中になっています」と自身のテクニックやスタイルに磨きをかけている。
佐々木の前戦では、自身が憧れているムエタイ選手・センチャイが繰り出す、片手をマットにつけてハイキックを繰り出す“センチャイキック”を披露したように、自身の技のバリエーションに磨きをかけている様子が伺えた。「色んな技を考えて、練習で試すことを毎回毎回繰り返しています。お客さんや画面越しで見てくださる方に、それがどういう形で伝わるか、明日がとにかく楽しみです」とワクワクしている。
近藤にとっては、佐々木がこれまでの相手の中で最も高い壁となる。なぜなら、近藤が戦績が7戦、佐々木は43戦と6倍以上のキャリアの差があり、佐々木は卓越したテクニックでゲーオ・ウィラサクレックや安保瑠輝也などのトップ選手と拳を交えてきたからだ。
そのような選手とのタイトルマッチを前にしても、近藤は「しっかりと対策、研究もしています。綺麗ごとに聞こえるかもしれないけど、元気や勇気を僕の試合で与えられたらと思います。佐々木選手が絶対有利という声はあるけど、強い選手に勝って絶対チャンピオンベルトを巻きたい」と意気込んだ。兄の大成、弟の魁成と共に明日のリングで夢を掴めるか。
佐々木は「良くも悪くも、(見ている人が)僕に焚き付けられるような力を周りに与えていきたい。アートを見てもらいたいと思います。明日もABEMAで放映されるので、画面越しでも元気が伝わる試合をリングで表現したいです。1日通して楽しんでください」とファンにメッセージを送った。
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