【RIZIN】選手とセコンドは全員陰性、最善のコロナ対策で大会開催へ
8月9日(日)、10日(月・祝)横浜・ぴあアリーナMMにて開催される『RIZIN.22 – STARTING OVER』『RIZIN.23 – CALLING OVER』についての会見が、6日夜、RIZIN公式YouTubeチャンネルで行われた。会見には、RIZIN CEOの榊原信行氏が出席した。
RIZINでは、新型コロナウイルスの影響で大会の中止が相次ぎ、現在はクラウドファンディングを行っている。多くのファンからの支援により、支援金は4,500万を超え、目標の5,000万まで残り400万に迫った。
今大会は、日本の格闘技界にとって大きなチャレンジとなる。コロナ感染拡大による緊急事態宣言が5月25日に解除されてから、初の1万人規模の会場での格闘技イベント開催であり、“Withコロナ”の時代に、新たな観戦マナーや対策を講じて実施される大会だからだ。なお、行政の指導で集客数は会場キャパの半数以下とされているため、本来の収容人数の半分となる5,000人を入れての開催になる。
榊原代表は「この新型コロナ禍の中で、我々RIZINの競技として、いかに安全安心な環境を作っていけるかは必須だと思っておりまして、出場する選手、スタッフ、セコンド、及び関係者全員にPCR検査を実施しました」という。その中で関係者から1名陽性者が出たため、保健所にすぐ報告したことを明かし、「陽性になったスタッフは当日現場で作業することは除外して、陰性のスタッフでイベントは制作していきます」と語った。
開催前に陽性者が判明したことについては「水際で陽性者を検知することが出来たのは良かった。選手、セコンドからは陽性者が出なかった。UFCなどでは陽性者が出たことで試合がキャンセルになっている中、18名の選手たちがここまで感染しないように、試合に集中してくれたおかげで陰性であったということでホッとしています」というように、この検査の実施により大会当日のクラスター発生のリスクは下がったことだろう。
そんな中で、今回の大会ではコロナ感染予防策を実施することを改めて説明した。会場では、来場者は全員マスク着用の徹底、入場時の検温(37.5度以上は入場禁止)、会場内に消毒液の設置などの対策だ。また、応援時の歓声は原則禁止の上、拍手での大会観戦やRIZIN公式サイトからの来場者情報の登録、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)のダウンロードを呼び掛けた。
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