【DEEP】KINGレイナが絞った肉体で計量パス、初キックルールに「パンチのスピードを上げて来ました」
8月23日(日)東京・ニューピアホールにて開催される『skyticket Presents DEEP 95 IMPACT』の計量が、22日(土)都内にて行われた。
第7試合[DEEP JEWELS KICKルール 63kg以下 3分3R]で対戦する、KINGレイナ(K-Clann)は、リミットの63kgをジャストで、熊谷麻理奈(WSRフェアテックス札幌)は61.95kgで両者計量一発クリアー。
レイナは女子重量級で2016年にプロデビューし、DEEP JEWELSやRIZINで破竹の7連勝。しかし、2017年12月のRIZINで初黒星を喫し、階級変更を決意した。フェザー級を経て昨年10月のDEEP JEWELSに63kg契約で出場予定だったが、前日計量で体重超過により失格という失態を犯した。
今年2月にはフェザー級(66.3kg)戦で復帰し、パウンドによる1R TKO勝利で、復活をアピールした。これまで投げ技ありの立ち技格闘技・シュートボクシングに参戦したことはあったが、キックボクシングルールはこれが初めてとなる。
計量後のマイクでは「2月に試合してから、コロナがひどくなって試合が出来なかったんですけど、今回はキックルールで私の畑ではなく相手選手の畑なので、みんなを更に楽しませるような試合をしたいと思います」とアピール。
計量後にインタビューしてみると、「早く明日になって試合したいなと思います」と待ちきれない様子で、「デビューした時からキックルールでの試合をしたいなと思っていたので、いいタイミングかなと思っています」と、自身が望んでいた試合の実現にワクワクしている。
MMAルールで普段は戦っているレイナだが、「男子のキックボクシングの選手とかと練習して、出稽古もやって練習してきました」と、ルールの対応はバッチリだ。常にインパクトの大きい試合を見せてくれるレイナは、「パンチのスピードを上げて来ました」とハンドスピードを見せつけたいと話した。
前回はフェザー級(66.3kg)での試合だったが、それより更に減量したレイナがリングでどのような姿を見せるか、目が離せない。
対戦相手の熊谷は、全日本ボクシング選手権2012準優勝の実績を持ち、キックボクサーとしてもJ-GIRLSやBOUTなどのリングで活躍。174cmの長身から繰り出す変則的なアッパーを武器とする。
17年6月には、地元札幌の格闘技イベント『BOUT』にてシュートボクシングの美奈との”美女対決”で話題になったこともある。18年5月にはトップMMA(総合格闘技)団体である『ROAD FC』にMMA選手として初参戦、同年9月には“地上で最も過激な格闘技”ラウェイに参戦するなど国際戦の経験も豊富だ。今年の1月には中国の武林風に参戦して、中国のヤンヤンに判定勝利している。
これまでで最重量での試合に臨むという、熊谷にコンディションを聞いてみると「減量ない試合が初めてで、いっぱい食べてプロテイン飲んで体も心も元気ですね」と好調ぶりをいきいきと話す。
レイナについては「パワーのある相手」と分析し、「自分は、非力なので(笑)一発で急所を狙える練習をしてきました。時間をかけずに、相手を倒しにいけるようなファイトでいきたいです」と、矢を射抜くようなKOを狙うと言い切る。
熊谷は、全日本ボクシング選手権2012準優勝の実績を持つ元ボクサーで、磨き上げたパンチのテクニックには自身がある。「他の打撃の選手より、テクニックはあるので、そこを見て欲しいですね」とアピールした。
<計量結果>
▼DEEP JEWELS KICKルール63kg以下 3分3R
KINGレイナ(K-Clann)→63.0kg
vs
熊谷麻理奈(WSRフェアテックス札幌/J-GIRLSフェザー級3位)→61.95kg
☆8.23 DEEP 95 IMPACT 対戦カード、イベント情報はこちら
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