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【ONE】バンタム級ムエタイT決勝、クラップダムとロドレックが激突=8.28

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2020/08/24(月)UP

8月21日の準決勝で、“近代ムエタイ最高傑作”と評されるセンマニーをKO葬したクラップダム(左)

 8月28日(金・日本時間)にONEバンコク大会『ONE: A NEW BREED』が開催される。本大会は無観客でONE公式アプリ「ONE Super App」やABEMAを含む世界150カ国以上でライブ配信される。

 大会のコーメインイベントではバンタム級ムエタイトーナメントの決勝が行われ、元ルンピニー2階級王者のクラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ(タイ)と、元WPMF(世界プロムエタイ連盟)世界王者のロドレック・PK.センチャイムエタイジム(タイ)が対戦する。

8月14日の準決勝で、強力な圧力と破壊力あるパンチでセーマペッチを追い込んだロドレック(右)

 クラップダムは8月21日の準決勝で、“近代ムエタイ最高傑作”と評され、本トーナメントの優勝候補だったセンマニー・クロンスアンプルリゾート(タイ)を1R KOで下し、世界のムエタイファンを驚かせた。
 8月14日に行われたもう一方の準決勝では、ロドレックとセーマペッチ・フェアテックス(タイ)が対戦し、セーマペッチが判定2ー0で僅差の勝利を手にしたが、怪我により決勝を辞退。ロドレックが決勝へ駒を進めた。

 クラップダムは「私は、ロドレックに勝つことを確信しています。彼が経験豊富なベテラン選手であることは分かっていますが、自分は若くアグレッシブでチャンピオンシップの経験もあります。この試合で、自分のベストパフォーマンスを披露したいと思います。一か八かのこのトーナメント、もし自分が勝利したいなら、最高の状態でなくてはなりません。この瞬間のために厳しい練習を積んできました。ファンの皆さんの記憶に残る試合をする準備は万端です! 」とコメント。

 一方のロドレックは「このパンデミックの影響で多くのアスリートが試合をできない状況の中、短いスパンで戦いに戻れることに特別な思いを感じています。同時に、自分の立場にとても感謝しています。残念ではありますが、セーマペッチが怪我によりトーナメントを離脱しました。しかし、私は前回の試合で自分が勝利したと感じています。そして遂に、クラップダムとの決勝に臨みます。自分の夢であるONE世界王者まで、あと一歩です。」と、優勝宣言した。

<対戦カード >

▼メインイベント アトム級ムエタイ世界タイトルマッチ
スタンプ・フェアテックス (タイ:王者)   
vs 
アリシア・ヘレン・ロドリゲス (ブラジル:挑戦者)

▼コーメインイベント バンタム級ムエタイトーナメント決勝 
ロドレック・PKセンチャイムエタイジム(タイ)  
vs 
クラップダム・ソー・チョー・ ピャッウータイ(タイ)

▼第5試合 総合格闘技アトム級 
デニス・ザンボアンガ(フィリピン)
vs 
ワシャピニャ・ガオコー(タイ)  

▼第4試合 ムエタイ・ストロー級 
ワンダーガール・フェアテックス(タイ) 
vs
KC カルロス(フィリピン) 

▼第3試合 総合格闘技フライ級 
ドレックス・ザンボアンガ(フィリピン)
vs 
デッチャディン・ソンシリスッパティン(タイ)

▼第2試合 ムエタイ・フライ級 
ファン・ディン(中国) 
vs 
ソク・ティー(カンボジア) 

▼第1試合 総合格闘技フライ級 
ヨッカイカー・フェアテックス(タイ) 
vs 
アレックス・シルド(米国)

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