【KNOCK OUT】髙橋一眞「『髙橋三兄弟、すげえな』と思ってもらいたい」目指すは重森へのリベンジ=創世のタイガGP
9月13日(日)東京・後楽園ホールにて開催の『KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.2』(第2部)で実施される、4人の各団体のチャンピオンが集結する『創世のタイガGRAND PRIX 61.5kg RED 初代王座決定トーナメント』(創世のタイガGP)。このトーナメントに参戦する髙橋一眞(真門ジム)のインタビューが主催者を通じ届いた。
髙橋はNKBライト級王者の肩書きを持つ26歳。冷静な試合運びと激しい打ち合いを両立させるスタイルで人気を博している。全員がNKB王者である”髙橋三兄弟”の長男であり、KNOCK OUTにおいては2016年9月14日の「KNOCK OUT旗揚げ記者会見」から参戦する超古株である。
髙橋はその旗揚げ記者会見で唯一組まれた試合に出場。対戦相手の森井洋介は新団体のエースと目されており「噛ませ犬で用意されたな」という実感を感じていたという。
森井のKO勝利が期待されていると感じながらも「絶対に食って帰ってやる」と意気込んでいたという髙橋。「その時はまだランカーで、チャンピオンでもなかった僕を使っていただいて『まあ見とけよ』と」と、主役を喰う構えでいたという。
試合は森井の強打の前に1RKO負けを喫したが、気迫溢れるファイトとセコンドを務めた弟ふたりの気合いは「いまだに『あの時の髙橋三兄弟は怖かった』と言われます」というほど、強いインパクトを残した。結果的に1RKO負けではあったが「3分間の中に『髙橋一眞』が凝縮されてて、やりたいことは全部やって、それで負けたんで」と、自身のベストバウトにあげられる一戦になったという。
その初参戦から4年後となる2020年9月13日。髙橋は新生KNOCK OUTの舞台で「創世のタイガGP」に挑む。各団体の王者クラスが61.5kgで頂点を目指すこのトーナメントの1回戦で、髙橋はスアレック・ルークカムイとの対戦が決まっている。
髙橋は「めっちゃワクワクしてます。スアレック選手はめちゃくちゃ攻撃的なんで、僕も負けないようにガンガンいきますよ」と”超攻撃型ムエタイ”と称される好戦的スタイルのスアレックと真っ向勝負の構えだ。
首尾良く決勝進出を果たした先では、重森陽太との再戦を希望。「1回戦でヘロヘロになった重森選手に上がってきて貰って(笑)僕がリベンジして優勝します」と、髙橋は昨年2月に5R判定負けを喫した重森へ、1年半越しのリベンジを果たすと意気込む。
今年6月には髙橋三兄弟のジム「キックボクシング&フィットネス TRIANGLE」をオープン。新型コロナウイルスの影響がありオープンが遅れたが、無事5月7日にオープン。人数限定の予約制を経て、6月からは通常営業を開始しているという。
「3人で一緒にずっとやってきて、もう”髙橋三兄弟”はひとつなんです」と強い絆をもつ髙橋三兄弟。長兄である髙橋は「『俺だけが有名になりたい』というのは全く無いんです。『髙橋三兄弟、すげえな』と思ってもらいたい」と、これからも弟たちと共に栄光への道を歩む構えだ。
地元・大阪では顔が売れ「結構声をかけてもらったりしてます」という髙橋は「まだまだです。街を歩かへんくらいになりたい」とさらなる知名度アップを目指す。全国区への第一歩として、是が非でも手にしたいトーナメント優勝。「せっかく付けて貰った『怒突き合いお兄ちゃん』らしく、思いっきりどつきあいして『創世のタイガGP』優勝しますんで!」と、髙橋は力強く優勝を宣言した。
●編集部オススメ
・【KNOCK OUT】61.5kgワンデートーナメント開催、小川翔、重森陽太、スアレック、髙橋一眞の参戦決定
・9.13“超攻撃型ムエタイ”スアレックが「創世のタイガGP」優勝宣言=コロナ休業が好転
・9.13 PPV生配信、ゲスト解説に良太郎&駿太、ミスFLASH・藤田いろは登場(写真7枚)
・9.13ラウンドガールに青山ひかる他、ダイナマイトボディのグラドルら6名決定(写真21枚)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!